神社カフェ「五里五里」
島の守り神「八幡神社」に先ずはご挨拶をしましょう。神社に続くメインストリートは僅か50歩ぐらい……。
鳥居の近くでは、おばあちゃんたちが陽だまりのなかでガールズ(?)トーク。
その回りでは猫のケンカがヒートアップ。
これぞ、島ならでは光景です。
境内にたつのが公民館「五里五里(ごりごり)」。
カフェと島周辺の特産品が販売されているので、お土産を買うなら立ち寄るとよいでしょう。
「真鍋島産」というのは多くありませんが、島民が手作りをしたという「材木絵っちんぐ」のマグネットは、真鍋島印です。
あれ、フローランさんが真鍋島を描いた「ManABé Shima」が販売されていますよ。
フランス人の彼の目を通せば宇宙人?ともいうべき島民たちの生活が、淡い色鉛筆の優しいタッチでユーモラスに描かれています。
立派な装丁なので少し重いですが、記念に一冊いかがでしょう。私はフランス語が読めませんが、鋭い観察力と島を想う気持ちが伝わってきて、ページをめくる度に心があたたかくなることを覚えます。
五里五里の営業時間は未定?! これも島スタイル。
小さな島だけに一人何役。島へ到着した際、券売所で利用したい旨を話しておくとよいでしょう。
昔の風景
さて次は、島の高台にある真鍋島中学校を訪ねましょうか。映画「瀬戸内少年野球団」のロケ地にもなりました。木造の校舎は、まるで時が止まったかのよう。広々とした校庭を目の前にすれば、全速力で走り出したくなる気分になります。現在の生徒は1名。ホームページで島の様子を頑張って配信してくれています。
真鍋島中学校のホームページ
http://www.manabe-jh.kasaoka-oky.ed.jp/manabe01.htm
島にはコンビニなんてものはありません。とはいっても、夜中に飲み物やお酒が欲しくなった時はどうればいいかって?
そんな時は、島でたった一つの商店「久乃家」へどうぞ。お母さんが一人で切り盛りしている昔懐かしい食料品店です。夏は19:00、冬は17:00に閉まってしまうのでお早めに。
宿には朝食がついていませんから、こちらで菓子パンやジュースなどを買っておくのもよいかもしれませんね。
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