激安住宅に住む
激安住宅ってどんな物件…?
家も同様に、非常に安い値段で買えたならば、あまり気にならなくなります。
そこで、場所の制約を受けない働き方をしている人は、思い切って郊外や地方で安く家を買うのもありです。家の資産価値は捨てるのです。
郊外や地方では、数百万円で買える物件がごろごろしています。そういう、十分に値段が下がった中古の戸建かマンションを買い、リフォームして住む。
都会で10万円の家賃の賃貸に住めば、10年で1,200万円払うことになります。
それよりも安い値段で買えば、家に資産価値がなくても、消耗品として割り切ることができます。
賃貸や売却による損得は一切考えず、住み替えが必要になったら捨ててもいい、という前提で買うならば、あれこれ考える必要もなく、非常にシンプルです。
IT関係、作家やクリエイターなど、ネット・電話・FAX・郵便で仕事が完結する仕事をしている自営業の人であれば、あえて都会に住む必要はありません。電波さえ届けば、どこに住むのも自由。たまに打ち合わせで都会に出てくればいい。
確かに車は必須ですが、リッター30キロ走れるコンパクトカーが100万円で買えます。劇的に安い価格で家を手に入れて住居費を抑えておけば、無理なく貯蓄ができますから、将来の選択肢も広がります。
人気エリアを外して激古・激安物件を買う
35年も住宅ローンを払い続けられるという保証はどこにもありません。また、住居とは、自分のライフスタイルを実現するための道具に過ぎません。その道具のために生活が犠牲になるのは本末転倒です。住宅以外にお金をかけたいものは、たくさんあるはずです。住宅ローンに縛られない生き方をするには、やはりキャッシュで買うことです。
地方に行くのは無理だとしても、首都圏でもちょっと人気エリアから外れて、築30年以上の物件を探すと、1千万円~2千万円前後で買えるマンションや一戸建てもあります。
マンションなら昭和56年の新耐震基準以前の、旧耐震基準の物件です。もし1千万円で買えるなら、月15万円の賃貸に5年半住んだと考えれば元が取れます。
「古い耐震基準の物件はちょっとね・・・」と感じても、これなら目をつむれる人もいるのではないでしょうか。
※もちろん、耐震調査・耐震補強工事はしておきましょう。