洗濯/洗濯関連情報

洗濯時の柔軟剤の正しい使い方、上級テクニックも紹介(4ページ目)

今や、愛用者が8割にものぼるという柔軟剤。でも意外と使いこなせていなくて効果が発揮できていない人や、間違った使い方をする人、「家電に使える?」など巷の噂に翻弄される人も!そこで、柔軟剤の基本やさらに上級のテクニック、噂のウソホントなどを、柔軟剤のプロに教えていただきました。

毎田 祥子

執筆者:毎田 祥子

家事ガイド

柔軟剤のウワサ

花王

花王株式会社ファブリックケア事業グループ シニアマーケターの水町さん

ところで、柔軟剤に関する裏ワザの話を耳にしたことはありませんか? ガイドも気になる裏ワザがいくつかあったので、水町さんに直撃質問してみました。

Q:薄めて家電を拭くと、家電の静電気防止になりホコリがつきにくくなる?
そのような効果は認められていません。家電の破損につながる恐れがあります。

Q:たくさん入れると効果が上がる?
「柔軟効果」や「香りの強さ」は、たくさん入れた方がアップしますが、使用量は守った方がよいです。多く入れすぎると、吸水性が悪くなることがあります。現在は、少量で効果が高い超コンパクトタイプの柔軟剤もあります。

Q:クエン酸やお酢が柔軟剤代わりになる?
“洗濯石けん”が主流だったころ、洗濯石けんのアルカリを中和させて仕上がりをよくするのに使われましたが、現在主流の合成洗剤ではそのような効果はありません。

いかがでしたか? 衣類を柔らかくしようとする行為は、日本では「砧」という木槌で布を打っていた奈良時代にまでさかのぼるとか。着心地のよさはいつの時代も気になりますね。水町さんによると今のような柔軟剤は1960年代から登場し、今も進化し続けているのだそうです。柔軟剤をもっと上手に使いこなせばお洗濯だけでなく日々の暮らしがさらに快適になります。今の使い方を見直してみましょう!


【関連サイト】
花王 ホームページ
 
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