次世代ビジネスのキーワードは、なるべくムダを省くこと
ノー在庫
在庫は持たない。在庫があれば保管場所が必要。
お金が在庫として寝る。
時間が経つと不良在庫になるリスクがある。
そのため、できるだけ在庫は持たない。
ノー設備投資
機械設備を導入したりするのは、うまくいかなかったときが大変。システムに高いお金を支払っても、ペイするとは限らない。
しかし、参入コストゼロなら、いくらでも失敗できるし、
やり直しも容易。
ノー固定費
家賃や人件費、月会費、年会費など、売上に関わらず発生する固定費は,売上が下がったとき、ボディブローのようにダメージ
となる。
だから、できるだけかけない。
各種サービスも、なるべく無料のものを利用する。
高利益率
企業の場合はマーケットシェアをとる、製造コストを下げる、などの戦略の元に、薄利多売でビジネスを仕掛けることはある。
しかし個人でそれをやると疲弊する。
だからなるべく利益率の高いビジネスを仕掛ける、商材を扱う。
高レバレッジ
個人の力は小さい。自分の労働力に完全に依存すると、非常に不安定。
だからこそレバレッジを利用し、少ないインプットで大きな
アウトプットを出せるようなビジネスに取り組む。
これらを満たすのが、電子出版や作曲などのライセンスモデル。
インターネットのアフィリエイトモデル。
FXなどのハイレバレッジ金融商品です。
世界のどこにいても、ネットにつながったパソコン1台あればできる。
身軽で捨ててもいい。
そんなビジネスチャンスが広がっています。
対極が飲食店です。
食材という在庫が必要で、その在庫も時間が経つと腐る。
厨房や内装造作など設備投資がかかる。
料理そのものの利益率は高いが、人件費や店舗の家賃などを考慮すると、あまり高くはない。
人件費や家賃は巨大な固定費であり、売上が厳しいときはモロに収益を圧迫する。
多店舗展開しなければレバレッジがきかない。
人のマネジメントが大変。
そして食中毒などのリスクを抱える。
この飲食ビジネスで成功している人は、まぎれもなく、すごい人たちです。
手放しで尊敬します。
しかし現代は、ノーリスクでビジネスに参入できる時代です。
年末年始は、そんな次のビジネスを考える時間にしたいものです。