やんばるの奥地へ
やんばる絶景ポイントの後は、国頭村の奥集落へ。今でも伝統的な赤瓦の屋根の建物が多く残る奥集落は、やんばるの手つかずの自然と共存する静かな集落です。山に囲まれた集落の中心を川が流れ、少し歩けば海に出るという素晴らしい環境。集落にある奥共同売店は明治38年創業で、100年以上の歴史のある老舗売店。沖縄の共同売店システムの第一号となった売店でもあります。店内には食料、日用品の他、やんばるの特産物が置かれ、ガソリンスタンドも併設されているので飲み物やガソリンの補給にどうぞ。やんばるでは様々な野生の動物に出会える確率大。タカ科の渡り鳥サシバの姿を見かけることも
この奥集落を起点として道は国道58号線から70号線へと変わります。方向的には那覇の方へ戻るよう、南下のルートとなります。奥から暫くは海岸を左手に見ながらのドライブ。道はやがて起伏に富み、どんどん山中を抜ける景色となります。山道をひたすらに南下すると慶左次のヒルギ林に出会います。熱帯の島でよく見られるマングローブの群生が日本では沖縄や鹿児島の一部で見られるのです。この慶左次のヒルギ林は天然記念物の指定も受けているもの。慶左次橋周辺から上流1キロに向かってこんもりと生い茂っている姿を見ることができます。
これぞ亜熱帯の森を思わせる慶左次のマングローブ畑の風景
住所:沖縄県国頭郡国頭村奥113
営業時間:4月~9月 7:00~19:00 10月~3月 7:00~18:00(10月~3月) 第三水曜休み
地図:Yahoo!地図情報
■慶左次湾のヒルギ林
地図:Yahoo!地図情報