人との関わりを少しでも良くする方法としては、相手に与える印象を良くすることがあると思う。特に第一印象だ。これが良い場合には、その後付き合っていくうえでもスムーズになると私自身は思っている。では第一印象を良くするには、どうすればいいのか?
イメージコンサルタントの資格をお持ちで、実際に多くの人のコンサルをしている有限会社ouiui 代表の鵜居由記衣さんに話をうかがった。
そもそも、イメージコンサルってどんな仕事?
ガイド:鵜居さんの仕事は「イメージコンサルタント」ですが、具体的にどういうことをするんですか?イメージコンサルタントの鵜居さんに聞く
似合う色に関連して、服装のコーディネーションのアドバイスをファイルを提示しながらします。実際にパーソナルショッピングもありますね。サイズやその方に似合う色をあらかじめ確認して、一緒に買い物をするんです。あとは、弊社でも服やアクセサリーを作っていますので、その方に似合う服やアクセサリーのオリジナルをつくることもしています。
ガイド・川崎が似合う色は?
ガイド:たとえば私はどんな色が似合います?鵜居さん:川崎さんは髪が黒くて細くてさらさらした感じ、目の色が割りと黒い。そして顔のつくりがやわらかい感じですね。川崎さんの場合、イメージを四季でわけると夏になるんです。
ガイド:夏?夏ってぱっとしたイメージじゃないですか?
鵜居さん:初夏、紫陽花が咲いてくるグラデーション、陽炎のふんわりした感じ。色としてはソフトな感じですね。ちょっとくすみがちなブルーとか、サクラ色に近いピンクが似合いますよ。黒よりはグレーとか紺ですね。ベージュも、ちょっとローズがかったベージュとか。
ガイド:ちなみに、「夏」に当てはまる芸能人は誰ですか?
鵜居さん:黒木瞳さんですね。やわらかい感じがするでしょ?
ガイド:春はどんなイメージですか?
鵜居さん:顔立ちはキュートで、髪がちょっと茶色、目がくりくりしている感じです。色はウォーム系ですね。輝きがあって、これから花が咲いてくるような明るい色が似合いますよ。
鵜居さんが似合う色は?
ガイド:鵜居さんご自身は?鵜居さん:私は秋です。でも夏の色も好きで両方を組み合わせます。夏と秋の共通項は、あまり色がはっきりしていなくてニュアンスがあるということなんです。たとえば、色でいうとベージュグレイとかですね。
ガイド:冬のイメージは?芸能人でいうと誰になりますか?
鵜居さん:たとえば、大地真央さんです。パーツがはっきりしている方ですね。目鼻立ちがはっきりしていて、コントラストがきいているのでビビットな色、真っ赤も似合います。
ガイド
へ~、色っておもしろいですね。
鵜居さん:イメージは色だけではなくて、「色・柄・形・素材」が加味されてその人らしさがでます。色が似合っていても、服の形によっては印象が全然違います。たとえば、胸が大きい方の場合、フリルがついていると、さらに胸が強調されてしまいますよね。だから、いくらフリルが好きといっても、それが似合うかどうかは別なんです。
でも、そもそも、なぜイメージが大事なのだろうか?
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