宝塚歌劇の代表作『ベルサイユのばら』も『エリザベート』も、元は漫画やウィーンのミュージカル。
そう。宝塚歌劇の作品には、宝塚歌劇団座付き作家によるオリジナル作品以外に、外部の原作を元に作られた作品が多々あります。

『ロミオとジュリエット』

(C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ

今年の本公演でも「原作あり」の作品が多数上演されています。
例えば、雪組が上演したミュージカル『ロミオとジュリエット』 。原作はご存知、ウィリアム・シェイクスピア。 作詞・作曲はジェラール・プレスギュルヴィック。
また現在上演中の星組のミュージカル『オーシャンズ11』はジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット主演のハリウッド映画。
他にも、J・L・ド・ボーモン夫人原作「美女と野獣」よりミュージカル『バラの国の王子』(月組)、脚本アーサー・コピット、作詞・作曲モーリー・イェストンによるミュージカル『ファントム』(花組)、アレクサンドル・デュマ原作のミュージカル『仮面の男』(雪組)など、「原作あり」の作品の多さを感じます。

その原作のジャンルは日本文学、海外文学、映画、オペラやミュージカル、漫画、テレビドラマ、ゲームなど様々。
では、これまでにどんな「原作あり」の作品が上演されたか、近年の作品の中からジャンル別にご紹介しましょう。(順不同)


宝塚歌劇の作品となった原作

■日本文学より
『心中恋の大和路』 原作・近松門左衛門「冥途の飛脚」
『小さな花がひらいた』 原作・山本周五郎「ちいさこべ」
『我が愛は山の彼方に』 原作・伊藤桂一「落日の悲歌」
『若き日の唄は忘れじ』 原作・藤沢周平「蝉しぐれ」
『たけくらべ』 原作・樋口一葉
『殉情』 原作・谷崎潤一郎「春琴抄」
『銀ちゃんの恋』 原作・つかこうへい「蒲田行進曲」
『プラハの春』  原作・春江一也
『長崎しぐれ坂』 原作・榎本滋民「江戸無宿」
『明智小五郎の事件簿―黒蜥蜴』 原作・江戸川乱歩
『大坂侍』 原作・司馬遼太郎
『舞姫』 原作・森鴎外
『虞美人』 原作・長與善郎「項羽と劉邦」
『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』 原作・藤本ひとみ

■海外文学より
『バラの国の王子』

(C)宝塚歌劇団 (C)宝塚クリエイティブアーツ

『赤と黒』 原作・スタンダール
『うたかたの恋』 原作・クロード・アネ
『情熱のバルセロナ』 原作・スタンダール「パルムの僧院」
『二都物語』 原作・チャールズ・ディケンズ
『戦争と平和』 原作・レフ・トルストイ
『ANNA KARENINA』 原作・レフ・トルストイ「アンナ・カレーニナ」
『グレート・ギャツビー』 原作・F・スコット・フィッツジェラルド
『嵐が丘』 原作・エミリー・ブロンテ
『黒い瞳』 原作・プーシキン「大尉の娘」
『愛と死のアラビア』 原作・ローズマリー・サトクリフ「血と砂」
『カラマーゾフの兄弟』 原作・ドストエフスキー
『HAMLET!!』 原作・ウィリアム・シェイクスピア
『バラの国の王子』 原作J・L・ド・ボーモン夫人「美女と野獣」