捨てずにスッキリ暮らせるもの!?
家中をひっくり返してモノを捨てまくり、必要最低限のモノで暮らすようにすれば、片付けの手間は要らなくなる……。理屈ではわかっているけど、「捨てる」のはそんなに簡単ではありませんね。どうにかして、捨てずにスッキリ暮らしたい! そんなこと、可能なんでしょうか?
実は、可能なんです。シンプルライフとは、単にモノのない暮らしではなく、「大好きなモノだけと一緒の暮らし」。では、大好きなモノをたくさん持っている人は、どうやってシンプルに暮らしているのか、その法則をランキングにしてみました。
5位 センスを磨く!
モノがいっぱいあっても、センスがあれば、美しくスッキリ
美的センスの高い人は、モノが多くても、色やデザイン、レイアウトを利用して、部屋を美しくスッキリ見せることができます。片付け下手だけどインテリア好き、という人は、この際インテリアのセンスに磨きをかけましょう。ステキなカフェやレストラン、ホテルなどで過ごしたり、ショールームを見学したり、インテリア雑誌で目を肥やすといいですよ。
参考記事1:
「塩山奈央さんのていねいな暮らし」……モノがたくさん! なのにスッキリ美しい
参考記事2:
「雑貨と一緒のシンプルライフ」……雑貨好きな瀬川さんのライフスタイル(店舗は現在クローズしています)
4位 モノの規格を統一する!
どんなに大量の本があっても、全部同じカバーをかければスッキリ!
片付けは苦手、センスにも自信がない場合は、持っているモノや収納用品の色・柄・サイズを統一しましょう。同じモノなら、どんなにたくさん並んでいても圧迫感がなく、散らかって見えません。特に、引き出しやファイルなど、収納するもののサイズを揃えると、一挙にスッキリします。また、ラベルを貼ってはっきり分類するなど、元に戻しやすい工夫をすれば、更に安心です。
参考記事:
「シンプルライフの食器は白!」……ガイド私物の食器です
3位 家にモノを入れない!
洋服もバッグも、一つ捨てるまで買わない!
捨てられないのは仕方ありませんが、これ以上家にモノを入れないように心がけましょう。「買わない」「もらわない」を徹底し、家に入れていいのは、食品や消耗品などの「消えモノ」だけ。モノを増やさず、今あるモノだけを使い続ければ、いずれは傷んで、少しずつ捨てることになります。そうなればしめたもの。捨てられなくても、自然にモノが減っていきます。
参考記事:
「実践! 無買週間」……ガイドが1週間、無買に挑戦しました
2位 「見せる収納」をやめる!
収納はすべて、扉やフタのあるものに。全部しまっちゃえば、ゴチャゴチャしない
モノが多いのにスッキリ見せたいなら、「見せる収納」はあきらめましょう。すべての収納を、扉つきか引き出しにして、オープン棚を廃止。家具の上などにもモノを置かないことを徹底させれば、見た目は必ずスッキリします。収納にモノを戻すことを忘れないで!
参考記事:
「韓国出身・I夫人」……出ているモノがないから掃除がラク!
1位 片付け力をつける!
「片付け力」は最強のツール
どんな工夫も、便利グッズも、この力にはかないません。モノがどれだけあったって、片付いてさえいれば、スッキリ居心地のいい空間はできるのです。お片付けが苦手……という人は、まず、「出ているモノは揃えて置く」ことから始めましょう。同じ種類のモノは、集めて、畳んで、重ねて、必ず揃えて置くこと。これさえ守っていれば、見苦しくはなりませんし、モノも探しやすいのです! 一度に全部は無理でも、少しずつ片付けられる自分を目指しましょう。
参考記事:
「達人登場! "友の会"吉比さん」……達人も、最初はお片づけが苦手だったとは!