乗り心地が良くて室内の使い勝手もよい
写真のようにラウンドしたインパネ。特にセンターにカーナビがあると、私の言うレトロフューチャーというイメージが少し分かってもらえるかも。また写真のカーナビの下にある丸い部分がエアコンのスイッチとなります
この車がメインターゲットとした20代の若者をマーケティングし、日産が出した答えが「癒し」でした。これは日本の若者に限ったことでなく、グローバルカーとしての販売先である欧米の若者までもが実はそうなんだそうです。その意味ではまず乗り心地からして、確かに乗っていると穏やかにドライブ中を過ごせるような、良い塩梅の乗り心地と言えると思います。逆にその塩梅は、若者ではなく、欧州車をよく知っている我々の世代のほうが理解しやすいかもしれませんけど。
大型のサンルーフは普通のシェードと、写真のSHOJIシェードを装備しています。お好みでどちらかを使ってもよいし、2つ同時に使用することも可能(進行方向側が普通のシェード、後方がSHOJIシェードとなります)
それでいて、なかなか使い勝手は良く、ただのデザイングルマではないのです。例えばインパネの下の中央には数本のゴム紐で作られたポケットがあり、そこにUSBジャックが用意されています。このポケットにiPodを入れてUSBで繋ぐと、カーオーディオからiPodの音楽が聴けますし、ゴム紐のポケットですからiPodがポケットの中ですべらず、固定しやすくなっています(USBジャックはオーディオやナビとセットオプション)。また紙袋などを引っかけられるフックや、フロントのアームレストには普通のティッシュ箱が納められるほどの収納スペースがあります。
車を買ったら一番長く付き合うことになるのがインテリア。その点キューブのデザインや使い勝手は、いつまでも付き合いたくなるような魅力を持っていると思います。それがライバル車よりも安いのですから、とてもおいしいじゃないですか。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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