ブルーレイレコーダー/ブルーレイ・DVDレコーダーの基礎

TV録画だけではない! いまレコーダーでできること(2ページ目)

かつてはテレビ番組を録画するだけのものだったビデオレコーダーですが、最近ではある意味デジタルAV、ホームAVのコアのようにさまざまな進化をしています。今回は最近のレコーダーがどんな機能を搭載しているのかについてご紹介します。

一条 真人

執筆者:一条 真人

デジタルガイド

テレビを見ながら、SkypeやTwitterが楽しめる

最近のレコーダーはネットワーク機能を搭載しており、ネット上のさまざまなサービスを楽しむことができるようになっています。

ネットワーク関連でレコーダーが利用できる定番サービスといえば、好きなときに好きな番組が楽しめるビデオオンデマンドサービス「TSUTAYA TV」や「アクトビラ」が有名です。さらに、よりネット的なサービスとして、TwitterやYouTubeに対応したレコーダー、IP電話のSkypeに対応したレコーダーも登場してきています。ブルーレイDIGAではオプションのカメラがあればビデオチャットも可能になっているのが面白いところです。

相手が不在のときに留守録できるのも便利。最近ではテレビにSkype機能を搭載したものもありますが、留守録が可能なのはレコーダーならではと言えるでしょう。非常に魅力的なので、近い将来はDIGAユーザーの間でかなり使われるようになるのではないかと思います。
ビデオオンデマンドサージスだけではなく、SkypeやTwitterなど、よりネットコンテンツを楽しむための機能が増えてきている

ビデオオンデマンドサージスだけではなく、SkypeやTwitterなど、よりネットコンテンツを楽しむための機能が増えてきている


最近は有線LANだけではなく無線LANに対応した機種をリリースするメーカーも増えてきています。無線LANであれば、ユーザーはケーブル接続の手間なしにネットワーク機能を利用できるので便利です。個人的には、この無線LAN対応だけでも最新のレコーダーに買い換える意味があるのではないかと思っています。面倒な設定も、AOSS、WPSのような自動設定に対応したようなレコーダーであれば、簡単に無線LANルーターと接続することができます。


録画番組が他の部屋でも楽しめる

ネットワーク機能の一部とも言えますが、最近、流行の機能にDLNAサーバー機能があります。レコーダーで録画した番組を、DLNAプレイヤー機能を持つ他の部屋のテレビなどから見ることができます。レコーダーのある部屋に縛られず、録画を視聴できるのが実に便利であり、現在ではほとんどのレコーダーが搭載しています(参考記事:レコーダーのリンク機能でできること)。

アンテナ線がなくてもDIGA経由で番組を見ることができる

アンテナ線がなくてもDIGA経由で番組を見ることができる

パナソニックのDIGAの「お部屋ジャンプリンク機能」では、単に録画番組を見られるだけでなく、いま放送している番組をアンテナのない部屋にあるテレビに転送してリアルタイム(厳密にはリアルタイムではなく、追いかけ再生なので数秒の遅れで転送される)で見ることができます。地デジだけではなく、BS、CS110度、CSデジタル放送用のアンテナ線が届かなくて見られないという部屋でも、見ることができるようにもなるわけです。

>>写真や動画を取り込んで編集することもできます。

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