日本発信のパールジュエラー「ミキモト」。創業者である御木本幸吉は初めての養殖真珠に成功し、パールジュエリーの文化を築き上げた人でもあります。大正初期には養殖真円真珠をロンドンに売り出し、その後国外におけるさまざまな弾圧を乗り越えて、御木本幸吉はパールジュエリーの世界的な普及へと貢献してきました。

1910年(明治43年)には日英博覧会に、1926年(大正15年)にはフィラデルフィア博覧会にパールの作品を出品。 1937年に(昭和12年)にパリ万国博覧会に出品された帯留め兼ブローチの「矢車」は、今もミキモトの大切なアーカイブとして語り継がれています。デザイン面においても世界の情報をいち早く取り入れ、それを日本のスタイルへと融合させることで独自の「ミキモトスタイル」を構築。ミキモトはつねに世界に目を向けることで、自社の歴史を発展させてきたのです。
「A World of Creativity」

「A World of Creativity」リング、ホワイトゴールド×アコヤ真珠×ダイヤモンド、88万2000円


そんなミキモトのグローバルな視点に根差したコレクションが、2009年に誕生した「A World of Creativity」。2009年に誕生した、各国で活躍するミキモトのデザイナーがさまざまな視点でパールの美しさについて考え、新しいクリエイションへと挑んでいます。写真のリングは「命を育む水をたたえた惑星――地球」を基本のテーマに、“海”から発想を得て誕生しました。アコヤ真珠をランダムに配置することで、海中に漂う大小の泡を表現しています。たゆたう波紋を思わせる立体的な造形にも注目したい、パールジュエリーの新たな形です。

■問い合わせ
ミキモト カスタマーズ・サービスセンター
Tel.03-5550-5678
http://www.mikimoto.com/

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。