家族が知っていると片付く
3人家族のYukoさん宅では、片付けやすい仕組みを作っているのがYukoさん。洗面所にある棚にある衣類カゴは、上から順に夫2段、子ども、自分という並べ方に。カゴをそれぞれの使いやすい位置にセットすれば、あとの管理は家族に任せることができます。ダイニング収納には、取扱説明書や領収書といった生活の基本書類を集約。Yukoさんが不在でも、この扉を開ければ家電の故障や支払いのことなど、家族にも分かるようになっています。車や自転車の鍵は、廊下の途中にあるキーボックスが定位置。うっかりどこかに置き忘れるということがありません。モノのありかを家族が知っていると、使ったら戻すのが習慣に。皆で協力し合うのが片付けやすさのポイントです。
家族が気持ちよく過ごしている部屋は、客人にもそのムードが伝わります。無理なく片付く収納スタイルを実践していると、まわりの人にも心地よさが波及して、人間関係もスムーズに。「なんだか心地いい」と感じるお宅に行ったら、観察してみましょう。リモコンにも定位置があるはず。散らかりやすいモノをどう扱っているのか、ちょっと質問すると、いいヒントがもらえるかもしれませんよ。ラクなのに手抜きに見えない、素敵な片付け方を真似してみませんか?