やどかりマイホーム作戦
やどかりマイホーム作戦とはいかに?
住宅ローンが借りられるのは、年収のおよそ5倍以内ですが、基本的に自己居住目的で、住み替えに合理性があれば、何度でも組むことができます。
もしご主人の年収が600万なら3,500万まで、奥様の年収が400万円なら2,000万まで、夫婦合算なら5,000万まで借りることができます。
そこで・・・、
モデルケース試算例
旦那が27歳のときに2,000万の1LDKを購入。5年後結婚。残債は1,500万。
奥様と合算で3,500万のローンを組み(5,000-1,500)、2LDKを購入。
1LDKは賃貸に出し、毎月2万円のプラスのキャッシュフロー。これは新たに買った自宅のローン返済に充てる。
3年後に子供が生まれる。
奥様は仕事を辞めているうえ、すでに5,000万円ものローンを組んでいるので、ご主人の属性だけではローンが組めず、買い換えることができない。買い換えは、奥様が職場に復帰してから。
奥様が職場に復帰し、子供が小学校にあがるとき、学区を選びつつ3LDKを購入。
1LDKを買って15年後、2LDKを買って10年後。繰り上げ返済しつつ、残債総額は2,500万に減っていると仮定。
本人の年収は800万、奥様の年収が変わらないと仮定すると、ローンを組む余力は、6,000-2,500の3,500万。
既存の1LDKと2LDKの担保余力(不動産評価額―残債)を使って共同担保に入れ、4,500万円前後の3LDKを取得。
2LDKは賃貸に出し、1LDKとあわせて毎月5万円のキャッシュフロー。これも3LDKの返済の一部に充てる。
子供が高校卒業と同時に家を出て一人暮らしを始める。
3LDKは賃貸に出し、夫婦は2KDLに戻る。
70歳まで働くと仮定し、70歳ですべてのローン返済が終了。
1LDKと3LDKから上がってくる家賃収入が約25万円。年金一人3万×2人分しかなくても、31万円。家賃もかからないため、贅沢しなければ暮らしていける。