車両価格だけにとらわれないで!
クルマも家と同様の「資産」。5年後10年後の資産価値を考えて購入したい
けれども、クルマは一度購入したら、5年10年とある程度長く付き合うものです。金融商品や不動産といった「資産」と同様に、多角的な視点で捉える必要があります。単純に購入時点の価格だけで判断すると、思わぬ失敗なんてこともあるのです。ここでは、クルマ購入で損をしない3つのポイントを紹介します。
ガソリン代が維持費を大きく左右する
ガソリンがクルマの維持費の大半を占めるだけに、燃費の良し悪しによってカーライフのコストは大きく変わる
さらに維持費について詳しくみると、ガソリン代の割合が最も多くなっています。従って、維持費でさらに注目しなければならないのは、燃費ということになります。燃費のよさでいえば、ハイブリッド車の右に出るものはありません。事例では、燃費12km/リッターのガソリン車を想定しましたが、例えば、ハイブリッド車の実質燃費を25km/リッターと仮定し、同じ条件でガソリン代を算出すると54万円となり、その差は58万5000円で半分以下に抑えることが可能です。
最近は、資源不足から原油価格が高騰し、ガソリン価格は上昇傾向にあります。ガソリン価格が上昇すればするほど燃費性能によるクルマの維持コストの差はさらに開きます。これからのクルマ選びでは、燃費性能の比較はますます重要になってくるでしょう。
>>まだまだある、賢いクルマの選び方