熱帯魚を飼う家作りリフォーム
コンセントは最低4口、水対策がされた延長コードを使う
水が飛散した時、コンセント内部への侵入を防ぐ扉付き延長コード[ザ・タップ/パナソニック]
壁紙リフォームの時に一緒に、水槽1本当たり最低でも4口のコンセントを取り付けておきましょう。延長コードを使う場合は、水滴対策がされたタイプを使いましょう。
また水槽の周辺は、水替えや飼育魚の移動などで水が飛び散ることもあるので、コンセントの取り付け位置には注意して下さい。
熱帯魚を飼う家作りリフォーム
壁は水と熱に強く、造り付け家具に水槽を組み込むことも
水槽まわりの壁は照明器具の熱による焼け、水跳ねや湿気によるカビなど、キッチンと似た過酷な環境にあります。壁紙の張り替えなど壁リフォームの際には、水槽近くの壁を漆喰などの塗り壁や、熱に強いコーティングがされた化粧パネルなどで仕上げておくと、長期間キレイに保つことができます。リビングを水族館にするシステム家具マノーネアクア。収納のサイドに小型の水槽を組み込んだもの[manone]
造り付け家具に水槽を組み込む方法もあります。配線や器具類が内部に隠せるのでスッキリしますが、水槽の面積に加えて器具類を収納する面積、水替えやメンテナンスをする作業面積なども必要になります。造作の際には熱帯魚に詳しい専門業者とよく相談しましょう。
熱帯魚を始めると、最初は1つだった水槽を増やしたくなってきます。そんな時でも安心して水槽を置くことができるリフォームの工夫をしておきましょう。
湿気を調整する壁材、コンセントリフォームについては下記で解説していますのでご覧下さい。
■グッドデザイン賞の健康建材でリフォーム/湿度調整ができる壁
■自然素材リフォームで快適健康な家作り/湿度調整ができる壁
■ここにあったら便利なコンセント
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