子供と一緒に簡単ダンボール工作おもちゃを手作り
夏休みの自由研究におすすめのダンボール工作
ダンボールで工作できる野球盤やコマ、迷路、ミニカータウンの作り方を紹介します。子供に「おもちゃが欲しい」といわれたらお家にあるもので世界に一つしかないおもちゃを工作ましょう。小学生の夏休みの自由研究工作にもおすすめです。
ダンボール工作1:リズム感が勝負の昔おもちゃ「ぶんぶんゴマ」
こちらのダンボール工作コマ完成品サンプルでは色紙で装飾しています。シールや色紙で自由に飾り付けましょう。
よく、お母さんやお婆ちゃんのお裁縫箱からボタンと糸を拝借して、ボタンに糸を通してびゅんびゅん回す遊びをしましたよね。実は、力加減とリズム感が要求される高度な遊びです。ダンボール紙とタコ糸を利用すれば簡単に作れます。
ダンボール工作「ぶんぶんゴマ」材料
10cm四方のダンボール紙、タコ糸30cmくらいを2本
ダンボール工作「ぶんぶんゴマ」作り方
1.ダンボールを10cm四方に切り取ります。(写真では大きく作っています)
2.うすく鉛筆で対角線を描いて、中心を定めます。対角線を3等分するくらいの場所に2カ所小さな穴をあけます。穴が大きすぎると回りにくくなるので注意しましょう。
3.30cmくらいのタコ糸2本をそれぞれの穴に通します。ダンボール紙をタコ糸の中心にくる位置にあわせて、その両脇にこぶを作り、ダンボール紙が左右にずれないようにします。
4.2本のタコ糸の左右の長さ、が同じになるように端を結んで完成!
ダンボール工作「ぶんぶんゴマ」遊び方
左右のタコ糸の端をつまんで、10数回コマを回転させ、タコ糸をよくねじります。よくねじれたらタコ糸を左右に引っ張り、コマを回転させます。タコ糸が伸びきる前に力を緩めると、コマが逆に回転を始めタコ糸がねじれます。左右に引っ張るとまた回転します。これをタイミング良く繰り返せば、びゅんびゅんという音とともに勢いよく回転を続けます。
ダンボール工作2:頭と手先を鍛える知育おもちゃ「ビー玉迷路」
お菓子の景品なんかに入っていた、小さな銀ダマが入っているプラスチックの迷路で遊んだ記憶はありまんか?ダンボール箱でもあのハラハラ、ドキドキ感を再現できます。迷路を解く頭と、手先を操作する器用さの両方が鍛えられる遊びです。
※ こちらのダンボール工作迷路完成品サンプルでは色紙で装飾しています。シールや色紙で自由に飾り付けましょう。迷路の底に最初に絵を描いておくと、オリジナリティが出て楽しめます。
ダンボール工作「ビー玉迷路」材料
A4サイズくらいのダンボール箱、ビー玉、ボンド、カッター
ダンボール工作「ビー玉迷路」作り方
1.高さ8cmくらいの枠箱が作れるようなダンボール紙を用意し、そこに鉛筆で迷路を描きます。所々に落とし穴も用意しましょう。スタートとゴールの穴も忘れずに。まだ枠箱は組み立てません。
2.カッターナイフで、落とし穴とスタート、ゴールを切り抜きます。
3.迷路の壁となる幅5cmくらいのダンボール紙を用意します。そして、1で描いた迷路の線の長さに合わせてカットしていきます。切った壁をどこにたてるかわかるように、迷路上と壁の両方に合い番をふっておくと後の作業が楽になります。
4.枠箱を組み立てます。
5.3で切っておいた壁を、所定の位置にボンドで固定すれば完成!
ダンボール工作「ビー玉迷路」遊び方
スタートの穴からビー玉を入れて、落とし穴を避けながらゴールを目指します。落とし穴があって細くなっている道は、壁もうまく利用してビー玉を転がしましょう。慣れてきたら、親子で時間を競ったり、ビー玉を2個にして遊んだり、ゴールからスタートに戻ったりすると飽きずに遊べます。
ダンボール工作3:パパが涙!?の不滅のゲーム「野球盤」
テレビゲームが流行する前に、誰もが遊んだあの野球版もダンボール箱で簡単にできちゃいます!当時の興奮そのままに、子供よりもパパが熱くなってしまうかも?!
※ こちらのダンボール工作「野球盤」完成品サンプルでは緑のビニールシートを使い、より本物らしく装飾しています。また、守備の選手に見立てて画びょうを使用しています。
ダンボール工作「野球盤」材料
大きめのダンボール箱、厚紙、木片、輪ゴム、木玉、カッター、セロテープ、修正テープまたはビニールテープまたは白い紙
ダンボール工作「野球盤」作り方
1.ダンボール箱の側面を利用し、深さ10cm程度、一辺40cm程度の正方形の枠箱を作ります。もう一方の側面を利用して、枠箱にちょうど納まる中敷きを作ります。中敷きにはホームランやヒット、アウトなどとなる場所を決めて切り抜いておきます。白い紙やビニールテープ、修正テープを利用してベースやラインを引いておきましょう。
2.ボールの発射台を作ります。厚紙を利用して15度くらいの角度の三角形の台を作ります。ボールはここを転がって発射されます。ボールは木玉でもビー玉でもかまいません。
3.バットを固定する穴を中敷きに空けておきます。バットとなる木片は輪ゴムで巻き、輪ゴムの一部を中敷きにあけた穴に通します。
4.中敷の穴に通したゴムの先を、裏でゼムクリップにつなげば中敷きにバットが固定されます。バットがスムーズに動くかどうか確認しましょう。バットの素材はわりばしでも短くなった鉛筆でもなんでもかまいません。中敷きを枠箱にはめ込み、両面テープで発射台を取り付ければ完成です!
ダンボール工作「野球盤」遊び方
守備側は発射台の上にボールを置いて、投球。攻撃側はバットをホームベースより後ろに引いておきます。投球のタイミングに合わせて、バットのグリップの部分を指ではじいてバッティングしましょう。
ダンボール工作4:パパもほしかった夢の街「ミニカータウン」
子供のころに憧れたおもちゃやさんのディスプレー。消防署があったり郵便局があったり、全部揃えることは難しいですよね。しかも、一度買うとしまう場所に困る…。そんなときは、ミニカータウンもダンボール箱を利用して作ってみましょう。
※こちらのダンボール工作「ミニカータウン」完成品サンプルではグレーのビニールシートを利用し、よりリアルにしてみました。道路の白い線はビニールテープを細く切って利用しています。
ダンボール工作「ミニカータウン」材料
大きめのダンボール箱、お菓子の箱、ペットボトルのキャップ、牛乳パック、ストロー、つまようじ、厚紙、修正テープなど
ダンボール工作「ミニカータウン」作り方
1.大きめのダンボール箱の側面を利用して深さ15cmくらいの枠箱を作ります。
2.お菓子の箱や発泡スチロール、ストロー、厚紙、ペットボトルなど、どんなものでも利用してミニカータウンに並べるパーツを作ります。装飾は簡単でもかまいません。あるものを利用して、何に見立てるかを考えるとより楽しめます。
3.枠箱の中に建物などのパーツを並べます。
4.そのまわりに修正テープで道路の線を引き、タウンを完成させます。横断歩道や中央線も描き込むとリアルに見えます。
ダンボール工作「ミニカータウン」遊び方