ニューリッチへの道/ニューリッチへの道

一億総クリエイターの時代(2ページ目)

デジタルツールにこだわる人が増えています。しかし、気をつけなければならないのは、ツールで生産性が上がるとか、よりクオリティの高いアウトプットにつながるとはイコールでない場合があることです。

午堂 登紀雄

執筆者:午堂 登紀雄

ニューリッチへの道ガイド

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情報を発信する側にまわれ

先日、ツイッター上で、興味深いつぶやきを見ました。

「ツイッターをしていると、すぐに1時間経ってしまう。もっと早起きしなければ」
このつぶやきを見たとき感じたのは、多くの人がこうやってツイッターに時間を費やしているんだなあ、ということです。リアルタイムコミュニケーションというのは、かくも手間暇がかかるということでしょう。

確かに、ツイッターをビジネスに応用して、稼ぎに変換している人もいます。たとえば、フォロワーを増やしたり商売繁盛につなげたりするセミナーやコンサルティングの展開、ツイッター関連書籍の出版・・・。そういうことができる人にとっては、ツイッターは重要な収益源です。

しかし、ほとんどの人は、換金する手段を持っていません。それでも、脅迫されているかのように、多くの人が日々、膨大な時間をツイッターに費やしています。

そしてフェースブックが登場し、リンクトインが登場し、グーグルプラスが登場し、また新たなソーシャルメディアが登場するでしょう。

そのとき、ただのユーザーとして時間を消費させられるのか、それとも、そうしたトレンドをマネタイズするために考え行動するのか・・・・。

そう考えたとき、情報を消費する側ではなく発信する側にまわることが、資本主義社会では優位に立てる可能性が高いとわかります。
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