多いところでは100項目以上も事前に点検する
認定中古車とは、中古車ディーラーで販売されている中古車の中で、特に輸入インポーター(もしくは中古車ディーラー)が「認定」した「中古車」のことを言います(一部、中古車販売店で独自の認定中古車制度を展開しているところもありますが、ここでは省略します)。ではどんな場合に「認定」するのか。細かい規定は各社によって異なりますが、要は走行距離が少ないとか1オーナー車(それも新車時にディーラーで販売された車)といった「程度が良好」である中古車に対し、規定の点検整備を施し、リフレッシュした中古車に対して「認定中古車」の“称号”が与えられます。
この「規定の点検整備」を、とても微に入り細に入り施してあるのが、認定中古車の特徴の一つです。多いところでは100項目以上を点検し、必要であればエンジンオイルなどの消耗品も交換します。ちなみに車検時の点検項目は56項目です。
車のコンディションを整えるのが目的
もちろん、何項目も点検したからエライとかそういう話ではありません。これらの点検整備がなぜ行われるかと言えば、一言で言うと「リフレッシュ」ということになります。中古車は、例え同じ車種・年式・走行距離でも、前オーナーの使い方次第でコンディションが異なります。オイルをいつ変えたか、街乗り中心か、湿気の多い環境だったか、車庫は屋根があったか……さまざまな状況が車という機械に影響を与えるのです。
つまりこうした、一台毎に異なる中古車のコンディションを、ここで一度リフレッシュしてコンディションを整えよう、というのが「認定中古車」の狙いです。ですから消耗品や機関の状態を一斉に点検し、整備するのです。
価格は高めだが、その分「自信のある」商品に
その手間のぶん、価格は高めになりますが、逆に「徹底的に点検整備して品質には自信がある」とばかりに、長期の保証やエマージェンシーサービスが付いていたりします。車は機械なんだから定期的に整備して、壊れたら直せばいい、と考えて「いない」人がほとんどだと思いますが、そういった方は多少高くても認定中古車を一度検討してみてはいかがでしょう。