満足度と会社の規模は比例しないようです
(出典:J.D. パワー アジア・パシフィック2011年日本自動車保険事故対応満足度調査SM)
出典元によると「朝日火災、イーデザイン損保、エース損保、共栄火災、セコム損保、セゾン自動車火災、ゼネラリ、そんぽ24損保はサンプル数が99以下のためランキングに含まれていません。」とのこと。
J.D.パワー アジア・パシフィックが行った「2011年日本自動車保険事故対応満足度調査」の結果は上記の内容となりました。
調査は2011年5月、2年以内に契約先の保険会社へ保険金請求を行った経験者に対して実施。事故後に他社へ移った人も含まれるとのことです。方法はインターネットで行い、回答は8,422人から得られたとしています。
ランキングを見ると、中堅損保が1、2位に。次いで通販2社がランクインという結果になりました。自動車保険シェアの約90%を占める、メガ損保3グループのMS&AD(三井住友海上、あいおいニッセイ同和)、東京海上HD(東京海上日動)、NKSJ(日本興亜、損保ジャパン)はベスト3入りを逃す結果となりました。契約者数や会社の規模が大きければ事故対応も満足…ということではないのかもしれません。
満足度の測定基準はこちら
回答に応じられた方々は交通事故という特異な状況に遭遇しながら、保険会社の対応に期待し、元の日常への道を模索されたと思われます。「満足」や「不満」と感じる要素は人によって大きく変わってくるものですが、調査元では総合満足度に影響を与える測定の要素として、以下の3つを挙げています。保険金支払い(41%)
事故連絡の受付対応(32%)
経過報告・事故解決(27%)
(カッコ内の数字は「総合満足度に与える影響度」とのこと)
ユーザーにしてみれば、保険金支払い、事故連絡の受付対応は当然重視すべきポイントです。ただ、3つ目の経過報告・事故解決は2つの項目がまとめられています。また事故解決とは示談交渉なのか、事故解決までの時間なのか、またはその両方なのか不明です。総合判断ということかも知れませんが、もう少し細かく分類されていると一般的にわかりやすいと思われます。
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