「環境が…」罪悪感で捨てられない人に朗報
素材レベルにまで徹底的に分解する「ゼロエミッションセンター」
ガイド ただねー、「捨てたい……。でも、環境に悪いのでは」という罪悪感を捨てられないでいる人って、多いんですよ~。
石村 まだ使える品物であっても、単純に「廃棄」となる場合が多いですからね。ですから私どもでは、お客様から引き取ったお品物を全てネットオークション「エコオク」に出品する事で、誰かにまた使って頂く機会を創っています。また、落札されなくても、弊社が運営するリサイクルショップで販売したり、海外の途上国に輸出して喜ばれております。
ガイド リユースが難しいモノはどうなりますか?
石村 再使用が難しい品物については、弊社の「ゼロエミッションセンター」という中間処理場で徹底的に解体・分別し、素材として再資源化しています。加えて、それらの素材を、アーティストとのコラボで、おしゃれな家具やアクセサリーとして生まれ変わらせる「リアライズ」という試みも行っているんですよ。
ガイド それなら安心して、処分をお願いできますね。
暮らしをスッキリ、豊かに
震災支援にも積極的に取り組んでいるそう
「エコランド」の基本コンセプトは、
「そんなに、いらない。 Less is Beautiful.」
だそうです。
少ないモノで美しく暮らすこと、それはまさにシンプルライフ。家の中はスッキリ、でもゴミの山を築くのではなく、限られた資源をとことん再利用し、今あるモノで、社会全体を豊かにしていく。
モノは、必要とする人のもとに届いて初めて生きてきます。モノと人とをつなぐ物流企業さんが、こんなサービスを展開してくれていることに、あらためて感動しました。
■エコランドのお片づけサービス
実はこのウインローダーさん、前回の記事「スーツケース1つ留学」でご登場いただいた阿賀さんがお勤めする会社なんです! 自社のノウハウを上手に生かして、スッキリした暮らしをエンジョイされているんですね。