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大人気!ハイタイド「hum」の新作レポート

ハイタイドの「hum」の新作が発表されました。「hum」ブランドコンセプトは、アイデアを考える時に思わず鼻歌を口ずさんでしまうというアイテム。今回の新作も、まさにそんな楽しさに溢れています。

土橋 正

執筆者:土橋 正

ステーショナリーガイド

ハイタイドundefinedhum

9月に開催された「EXTRA PREVIEW #3」でhumの新作が発表された

ハイタイドが昨年から展開しているブランド、「hum (ハム)」。このブランドのコンセプトは、アイデアを捕まえるツール。「hum 」には「ハミング」という意味が込められており、アイデアを思いついた時、思わず嬉しくなって鼻歌を口ずさんでしまうような、そんな瞬間のきっかけになるツールを目指している。

これまでもメモやノート、鉛筆などベーシックなステーショナリーアイテムを展開してきたが、今回新たに3アイテムが加わることになった。そのひとつひとつが思わず微笑んでしまう楽しさに溢れている。

これまで見たことないテープディスペンサー

ハイタイドundefinedhum brick

レンガをそのまま使ったテープディスペンサー「brick」3675円。すごい迫力だ

ひとつ目にご紹介するのはこちらの「brick(ブリック)」。つまりレンガのことである。このテープディスペンサーのメインボディが一つのレンガの塊で作られている。一見したところでは、おもしろ文具のようだが、実は、結構真面目に作られている。

使われているレンガは「半マスレンガ」というものだそうだ。一般にはあまり流通されていないもので、レンガを製造しているところを探し出し、このサイズのものを供給してもらったという。
ハイタイドundefinedhum brick

反対側からはレンガにしか見えない

この半分のレンガの重さが1.35kg 。実はこの重さ一般的なテープディスペンサーと同じだという。実用性を考えて、あえてレンガという素材を使っている。
ハイタイドundefinedhum brick

レンガにメタルパーツを特殊な接着剤で付けている

実用面で、もうひとつ注目すべき点がある。それは、これひとつで直径の大きいテープ、そして小巻きのテープの両方に対応しているという点。
ハイタイドundefinedhum brick

テープを固定するメインの軸、そして右下の小さな軸により、大小2種類のテープをセットできる

本体のテープ取り付け部を見てみると、テープを支える大小を2本の軸が出ている。一般的なテープディスペンサーでは、こうした軸が中央に一つあるだけだが、これは、不規則な位置から2本出ている。この絶妙な位置関係によって2種類のテープに対応させている。

大きいテープの時は、大きい軸にかけると、小さい軸がちょうどテープの外側にきて、テープを支える役目になる。小巻きの時は大きい軸だけで固定することができる。

テープの引き心地は、テープの取り口がやや短いもののレンガの重量感により、なかなか快適。机の上に「レンガ」という非日常性はとても面白い。


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