テクノポップ/アーティストインタヴュー

ネオロマ宣言!ゲッカンプロボーラー(4ページ目)

菊田兄弟となって初めてのアルバム『Romantheque』をリリースするゲッカンプロボーラーにインタヴュー! 兄弟でやるにいたった経緯、ニューアルバム、新しいレーベルaorizm recordsまで語って頂きました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

デジタルラヴァー

ガイド:
4曲目の「デジタルラヴァー」は、東京ゲームショウ2010/Xbox360テーマ曲として元々はNIRGILISの岩田アッチュさんのゲストボーカルでリリースされた曲ですね。再録する際にはどのような変化をもたせたのでしょうか?

yaskikuta:
評判の良かった曲なんでライヴで歌いたいなって。ただアッチュのキレイなヴォーカルバージョンは僕にはちょっと。どうせ造り直すならもっと勢いのある攻撃的で男っぽいモノにしようと。

HIDE:
両方のバージョンを聴き比べるのも面白いと思います。一アッチュのファンとしても今回のアレンジは全然イケますよ。実は英語詩のバージョンもあるんですけどそれもいつか発表出来ればと思ってます。

テイクオフ

ガイド:
9曲目の「テイクオフ」は、前述のJacidBrosとして元々リリースされた曲ですね。MySpaceで公開されているトライバル感が強いJacidBros versionから大きくサウンドは変わっていますね。JacidBrosとゲツプロでサウンド的に意図的に変えているというのはあるのですか?

yaskikuta:
元々ジャシッド用に造ったんですが、リリースはしてません。なんでだっけ?

HIDE:
ジャシッドで一番初めに造った曲ですね。ウェブで公開して直ぐにアメリカのレーベルからリリースのオファーを受けたんですが、先方のリミキサー問題とかでリリースが延びに延びて。アルバムのバランス的にインストが欲しくて結局今回のアルバム用に造り直して収録しました。

yaskikuta:
そうか。ジャシッドの初期作品だからメロがまだゲツプロっぽいんだ。BPM上げたらそのままゲツプロの曲になったもんな。ジャシッドのサウンドはDJ仕様って事を意識して造ってる。流れの中に組み込める要素があり、でもピークタイム用みたいな。ゲツプロの場合は一撃でノックアウト!即効性重視の造り。

ヒマラヤパンチ

ガイド:
ラストの「ヒマラヤパンチ」はとてもゲツプロらしい曲ですね! テクノ、ハウス、エレクトロとサウンド的には太いものがありつつも、やっぱり泣けるポップな曲。

yaskikuta:
ヒマラヤパンチ!ってステージで叫ぶのは最高に楽しいですよ(笑)。

getsuprolive

ゲツプロ・ライヴ

HIDE:
僕もこれはゲツプロらしい曲になったと思います。骨太なポップス。今のライヴにも欠かせないですね。いつも大体この辺でヘトヘトになります。

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