コルク床リフォーム
水まわりの床にも! 表面の仕上げを要チェック
コルクは水に弱いイメージがありますが、液体が染み込み難く、滑りにくいので水まわりの床リフォームにも向いています。洗面所やキッチンはもちろんのこと、浴室専用コルク床もあります。コルク床は水まわりのリフォームにも向いている。右は白色のカラーコルク(東亜コルク)
ただし一口にコルクと言っても、品質は様々です。まずはホルムアルデヒド等級の最上位(発散量が少ない) であるF☆☆☆☆(Fフォースター) が付けられているかを確認しましょう。
また表面の仕上げ方法により、耐久性やメンテナンスの頻度が変わります。洗面所やキッチン、子ども部屋など耐久性が必要な部屋には、強化ウレタン仕上げなど表面が強化されたタイプがオススメです。コルク床のメンテナンスは、ワックス掛けを年に1回~2回が目安です。
コルク床リフォーム
短所は日焼けや欠け、特性をよく理解して選ぶ
コルク床の弱点は直射日光です。日当たりのいい掃き出し窓に接した床は色が抜けて白くなってしまうこともありますので、あまり日当たりのいい部屋には向いていません。日当たりのいい部屋の場合は紫外線をカットするカーテンで直射日光を遮って(東亜コルク)
またコルクは表面が柔らかいという特性から、動物が掘ったり、引っかかりによって角が欠けてしまうこともあります。自然素材ですので色ムラがある場合もあります。どんな建材にも長所と短所がありますので、短所をよく理解した上で、長所を生かす建材選びをしていきましょう。
コルクを階段材に使うのも長所を生かしたリフォームです。下記に安全で身体に優しい階段にするリフォームのコツをご紹介していますのであわせてご覧下さい。
■階段リフォーム成功のポイント
下記では、調湿機能を持つ漆喰壁のリフォーム、呼吸する無垢フローリング床のリフォーム、蜜蝋ワックスなど自然素材によるリフォーム術をご紹介しています。
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