310X0510
ガイド:今回のデビュー・アルバム『MITOME MAKOTO』(iTunes & mero.jpにて7月20日、店頭発売8月8日)は、ゲッカンプロボーラーの菊田秀幸さんが主宰するaorizm recordsからのリリースとなりましたが、どのような経緯で? ゲツプロのメンバーとは以前からお知り合いだったのですか?
MITOME MAKOTO Album
ミトメ:
ゲッカンプロボーラーのライブに参加したり、yaskikutaとdoragoをやったりと親しくしていたところで、HIDE君がaorizm recordsを立ち上げる際に声をかけてくれたんですよ。HIDE君はアーティストの顔もあるので色々と理解してくれるし、一緒にやることに迷いはなかったですね。
ガイド:
ジャケに「310X0510」と書いてあって、最初、なんなんだと思ったのですが、ちゃんとミトメさんの名前になっているんですね。「X」が「メ」(笑)。
ミトメ:
そうなんですよ。何かデジタル感を出すために記号化するものが欲しかったんです。それで、名前にしようと思ったんですけど、「メ」は数字ではどうしようもなかったです(笑)。
ガイド:
今回のアルバムの制作にあたっては、構想から完成に至るまでどのくらいかかったのですか? 作詞作曲はもちろん、ヴォーカリスト、ギタリストそしてプログラミングまで全部、自分でされたのですか?
ミトメ:
およそ3ヶ月くらいでしょうか。でも、そのうち構想期間が2ヶ月くらいかな(笑)。やる時にワーッと集中してやるので。制作期間が長くなると最初にやった曲をやり直したくなってしまうんですよ。そうするといつまで経っても終わらなくなってしまうので、ワーっと集中してやりました。ミックス&マスタリングは自分でやってないですね。僕が作った木造の家を鉄骨にしてもらいました。
艶のある声
ガイド:オープニングを飾る「バランス」はフックの効いたエレクトロでありつつ、ミトメさんの艶のある声でとてもポップな仕上がりになっていますね。艶のある声って、よく言われません?
ミトメ:
自分では結構コンプレックスだったんですよね。昔はもっと渋くて重々しい声に憧れてました。でも、変わってるって逆に考えるとすごくいいことだなと思えるようになったんですよね。真似したくても出来ないですしね。あっ、身長もです(笑)。