テクノポップ/アーティストインタヴュー

ミトメマコト~310X0510って?(3ページ目)

ゲッカンプロボーラーの菊田秀幸さんが主宰するaorizm recordsからの第1弾リリース・アーティスト!日本人離れした哀愁のメロディーと艶のあるヴォイスのミトメマコトさんに登場頂きました。

四方 宏明

執筆者:四方 宏明

テクノポップガイド

哀愁のメロディー

ガイド:
「偽らない真実の事」・・・とても気にいりました。その昔、ニューロマンテック系特にUKから有名、無名も含めて色んなアーティストが出てきたのですが、特に「偽らない・・・」と歌うサビのあたりがUltravox的哀愁たっぷりで。当然、サウンド的には現在に昇華されていますが、このタイプの表現する(できる)日本人アーティストってなかなかいないなーって。

ミトメ:
そうですね、特に意識はしてないんですけど、根っこにはそういったものがあるのかもしれませんね。哀愁のある歌はすごくすきですし、音楽を理解しようとして聞いていた頃の曲が根底にはあるんでしょうね。

ゲツプロに相通じるもの

ガイド:
「Neo-Generation 2002」は、2002年ですから過去の事ですが、近未来的ですね。これはどうして「2002」なんでしょう?

ミトメ:
単純に2002年に作った曲なんです(笑)。当時はバンドサウンドでやっていた曲なんですけど、打ち込みでやってもしっくりくると思いました。ちなみに2000もあります。最近のライブでは2000の方をよく歌ってたんですけどね。シリーズで毎年作ってもいいかもしれませんね。

ガイド:
じゃ、次は2012も!
「モノクロ」はオリジナルに加えて、ゲツプロのリミックスも収録されていますが、このリミックスを聴いていて、ミトメさんとゲツプロに相通じるものを感じました。以前、ゲツプロにがもっている“泣き”の部分とか。

ミトメ:
相通じるかもしれませんね。ゲツプロの曲でも、「あの曲歌いたいなぁ~」って曲もありますからね。世代が一緒なのもあるかもしれませんね。
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