住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

デザイン決定づける窓を考える(2ページ目)

通風を得るには窓が必要です。窓は配置の方法により建物の外観のデザインを決定づける大きな要因となるのです。大きな窓を設けたり、小さな窓を連続して設けたり、窓が変われば印象はガラっと変わります。今回はそんな窓について実例を交えながら考えていきましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

外観デザインの実例 1

<東西南北に同じ形の窓を連続させた例>
設計:佐川旭建築研究所

I邸:北側

設計:佐川旭建築研究所

I邸:南側











西側の道路にはさまれた敷地なので建物の表の顔・裏の顔はつくらず、外観に同じ表情をもたせました。日本の家はあまりにも南側(表の顔)と北側(裏の顔)の外観の差がありすぎて北側の外観はまずしいデザインになってしまっています。


<旗竿敷地に正面性を演出した形>
設計:佐川旭建築研究所

K邸:アプローチ


道路から約20mの敷地延長のいわゆる旗竿敷地です。これを逆手にとってアプローチと玄関正面の連続性を考えてより豊かなスペースになるよう工夫しました。玄関正面の丸窓には人を呼び込む求心的な力があります。





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