住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

デザイン決定づける窓を考える(3ページ目)

通風を得るには窓が必要です。窓は配置の方法により建物の外観のデザインを決定づける大きな要因となるのです。大きな窓を設けたり、小さな窓を連続して設けたり、窓が変われば印象はガラっと変わります。今回はそんな窓について実例を交えながら考えていきましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

外観デザインの実例 2 

<角地の敷地に建つ予定のファザードデザイン>
設計:佐川旭建築研究所

O邸:西側立面プラン


コンクリート打ち放しの3階建て住宅です。
2階はパブリックスペース、3階はプライベートな個室です。連続した窓は季節によってさまざまな光の入り方をしてくれます。小さな子ども達にその光の区切り方の美しさが伝わってくれることを祈っています。





<敷地の前にある堤の桜を意識した北側の窓>
設計:佐川旭建築研究所

N邸:正面の大きな窓

設計:佐川旭建築研究所

N邸:窓からの風景











土地を購入した動機は土手の桜の木です。そうなればその桜の木を室内空間活かすしかありません。“桜の木を活かして家族共有の想い出をつくる”という課題が、コミュニケーションを豊かにしてくれる窓のバランスを考えました。


 
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