3ステップで完成! わざとらしくならない褒めテクとは
いいところを見つけたらスグに口にしてしまおう
以下、銀座のクラブで実際に教わった「褒めテク」をご紹介します。
■STEP1 見つける
褒めセンサーは常時スイッチオン。目に飛び込んできた相手のいいところをまず口に出して褒めます。「恥ずかしい」「わざとらしいのでは?」といった感情は一旦横において、いいなと感じたことはスグに口にするのがポイント。
■STEP2 理由
「そのネクタイお似合いですね」と褒めたのなら、「コントラストのある柄っていいですよね」「濃い色が今日のシャツによく映えている」「この季節にこのデザインを選ぶセンスが素敵」など、間髪入れずに具体的な理由を述べてください。「褒め」に説得力がでます。多少無理のある「褒め」であったとしても褒めた理由をつけ加えると、わざとらしさが払拭されます。
■STEP3 質問
褒めた理由の後は「質問」で会話を前に進めましょう。褒めるあなたも照れがあると思いますが、褒められた相手にも照れがあります。いつまでも直接的な褒めで留まっていると、必要以上に謙遜の言葉を探させることになります。「どこで買われたんですか」「いつもご自分で選ばれるんですか」「好きなブランドってあるんですか」といった質問で会話を前に進めましょう。質問が思い浮かばない場合には「私も今度そのお店に行ってみよう」といった「マネしますネタ」でもOKです。
逆転の発想で褒めポイントを探す
逆転発想でポジティブ思考に
相手の弱点やイヤなところなど、目についたポイントをポジティブに変換できないか考えます。
例)
大雑把 → 豪快
気が小さい → 奥ゆかしい
口下手 → 誠実そう
優柔不断 → 思慮深い
怒りっぽい → エネルギッシュ
あなたが苦手だと思ったポイントも、他の人から見ればいいところかも知れません。意外なところを褒められると、印象に残るだけでなくより相手に対する好感があがるとも言われています。
「褒める」という行動には、相手のいいところ見つけるという作業がついてまわります。褒めているうちに、いつの間にかポジティブ思考になれるのもビジネスパーソンにとって大きなメリット。誰にでもできる簡単な方法ですので、恥ずかしがらずにやってみてください。いつの間にか、周囲も自分も変わってきますよ。