燃費よりも驚きの進化

マツダ・デミオ

圧縮比の高いエンジンは、燃費のみならず低速域のトルクにも貢献する。CVTのセッティングも自然なので、扱いやすいクルマに仕上がっている


気になる燃費だけれど、アップダウンの多い区間で前述のヴィッツと比較してみた。するとヴィッツ21.5km/Lに対し、デミオ21.6km/Lで大差なし。マツダの主張である「13~15%優位」は確認出来ず。燃費については日を改め様々な道路状況で走り、厳密にチェックしてみたい。

それより驚いたのがデミオそのものの進化ぶり。マイナーチェンジ前のデミオは、積極的にすすめたくなるような仕上がりじゃなかった。いわゆる「剛性感不足」のため、お買い得価格のお買い物用自転車のような乗り味。デビュー当時の記事を読み返してみたら「魅力を感じない」と書いてます。

マツダ・デミオ

エクステリアだけでなく、インテリアの質感も向上。メーターパネルのブラック化やインストルメントパネルのシルバー加飾が施され、質感の高いシート生地を採用した


マツダの開発チームに聞くと、マイナーチェンジで大幅なボディの見直しを行ったという。エンジンというよりクルマそのものの進化を強く感じさせた。ただエコタイヤのためなんだろう。路面のデコボコを車体に伝えてしまう。スズキ・スイフトくらい良質のショックアブソーバーを使ったら良かった。

マイナーチェンジしたデミオは買いか? もう少し試乗してから結論を出したい。このクラス、ヴィッツやフィットなど実用燃費の良いモデルがズラリと揃う。なかでもフィットはお買い得価格な上、乗り心地抜群に良くキャビンスペースも広い。燃費でデミオが圧倒すれば面白い戦いになります。
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