コツ3:リスクに応じて決める
銀行でも購入できたり、少額投資できたり、投資商品としての投資信託に対しての抵抗感は、株に比べるとそれほど高くないかもしれません。しかし、投資商品である以上、投資信託には常にリスクが付きまとうのも事実です。許容できるリスクに応じて選ぶ
投資信託は、リスクに応じて投資対象が異なります。たとえば、リスクをあまりとりたくないのであれば債券型、リスクをとっても平気なのであれば株式型、その中間がいいのであればバランス型という風にです。国内型も海外型も、基本的に同じ仕組みです。ですから、自分のリスクに応じて投資対象を選択しましょう。
たとえば、リスクの高い新興国を投資対象とした投資信託が希望だけど、あまりリスクをとりたくない場合は債券型、リスクをとっても平気な場合は株式型という風に、リスクに応じて選びましょう。
コツ4:過去の運用結果で決める
投資信託の価格は、投資対象の金融商品の値動きに左右されます。たとえば、株式型であれば、投資対象の株が値上がりすれば投資信託の価格も値上がりしますが、株が値下がりすれば投資信託の価格も値下がりします。ですから、投資信託が儲かる確率が高いかの確認もした方がいいでしょう。未来についてはわかりませんが、過去の運用についてはわかります。具体的には、目論見書や運用報告書等を参考に、過去の運用成績を見ます。
投資信託では一般的に、運用の担当者がついているため、他人に運用を任せられる点が投資信託のメリットの一つと言えます。しかし、運用成績が悪いようであれば考え物です。運用の差は、運用担当者であるファンドマネージャーの腕が劣っているか、投資信託の内容が悪いからに他なりません。
必ず同じ内容の投資信託と運用成績を比較して、運用の上手、下手の確認をすることが大切です。
ところで、証券会社等では、投資信託の売れ筋ランキング等が公開されています。他の投資家の動向がわかりますので、ランキング情報を参考にしてみるのもよいでしょう。