恋には能動的に動かない男がマジョリティな時代。女性から恋愛をしかけるのはごく普通のこと。素敵だなと思える男性が現れたら、四の五の言わずにストレートに誘えたら良いんだろうね。そんな話を年上男性にしていたら、こう言った。

「ストレートに誘う前に、誘惑してみてよ」――と。いわく、女が男を選び、女から仕掛けるのは、昔から変わらないもの。だけど、そこでストレートに誘うのではなく、上手に誘惑して、男から誘わせるのが、“いい女”であり、“いい男をつかめる女”なのだと彼はいう。

誘惑の上手な女

誘惑術

好意のある相手のパーソナルスペースに入ることができる?

たしかに、その通りだ。恋愛も結婚も表向きは、男が女を選んでいるようにみえるけど、実は、女が先に選んでいるもの。でも、あからさまに女から積極的に誘ってつかみとれるのは、経験値の薄い草食系男子何かしらの心の傷を負った臆病男子だったりする。(そういう男が好きで、面倒をみたいならそれでもよいけれど)

男らしい男を選び、その男と確実に繋がれるのは、誘惑の上手な女なのかもしれない。

では、誘惑とは何だろう。それは、素敵だなと思う異性に出逢ったら、好意を持っているというサインを密やかに(間接的に)伝えること。そのサインを読みとって、相手の恋心と行動力を喚起させること。

周囲の男性の意見と、これまで見てきた誘惑上手な女性たち手練手管を参考に、普遍的であざと過ぎずに、意中の人に効く「誘惑」の種類と段階を考えてみたい。

気づかせる

まずは、自分の存在をアピールして認識してもらうこと。たとえば、パーティーで出会った彼なら、まずは、会場内で彼の視界に入る場所に移動すること。最初のうちは、彼の視線を気にしないようにしながら、美しい立ち姿、仕草などの立ち居振る舞いで魅せる。
(存在感の華もふくめ、姿勢や仕草は一朝一夕で身に着くものではないので、日頃の修練が必要でしょうが……)

次に、“視線”を合わせる。誰かと話している途中に、意中の人に、さり気なく、視線を送る。様子を伺いながら、彼がこちらを気にし始めるまで、短く軽く、少しだけ意味深な何度か送ってみる。

言葉を交わす

視線が何度か合ったら、次は「会話」に持ち込む。共通の知人がいそうなら、その人を介するのほうがスムーズだけど、もし、いない場合は、チャレンジ。まずは、話しかけるタイミングをうかがう。視線が長めに合った時、そして、彼がひとりになった瞬間がオーソドックスなタイミング。

内容は、いわゆる何でもない話でいいと思う。「パーティーに来たきっかけ」「共通の知人探し」「仕事のこと」(パーティーの空気やその趣旨にもよりますが)。会話の第一印象において、内容よりも大事だと言われるのが、表情と声のトーン。不自然に作り込む必要はないけれど、できるだけ優しくていねいであることを心がけたい。

会話がのってきたら、「また話したい」「素敵ですね」などのプラスのキーワードを随所に盛り込むのもおすすめ。