クールビズシャツは洗濯ネットなし+ウェットドライで
夏だからこそのラクラク×シワなし洗濯術。まずはクールビズシャツです。ここではこれらクールビズシャツ類を2つのタイプに分けて、洗濯術をご紹介します。■ポリエステルと綿が各50%前後の混紡製品
ガイドは、肌に触れる面をしっかり洗えるよう裏返しにし、上3つと真ん中、一番下のボタンを留めます
基本的な洗濯方法はウェットドライ(濡れ干し)で、シワ対策のため洗濯ネットに入れて洗うのが定説です。が、今回はあえてネットなしで! さらに、脱水せず服が含んだ水の重みでシワを伸ばします。化学繊維は水分が下へ流れ落ちやすいので、梅雨でなければこれで十分乾くのです。
洗い方:まずシャツのボタンを留めて半分に折りたたみ、長袖なら左右の袖口のボタンも合わせて留めます。なお襟や袖の黒ずみは後が面倒になるので手を抜かず、事前の部分洗いや浸け置き洗いがおすすめです。
次にシャツを洗濯機へ入れ、「脱水なし設定」で洗濯機を動かし、濡れたまま干します。脱水なしの設定ができない機種ではせめて脱水を1分程度に。
干し方は、ボタンをつけたままハンガーにかけて。干し方はガイド記事「形態安定加工シャツの正しい洗濯術」をご参照くださいね。半袖シャツは軽いので「バンザイ干し」の方がきれいに仕上がるようです。
なお他の洗濯ものと一緒に洗えますが、シャツを出した後に他の衣類のため再度脱水設定をしないといけないので、シャツだけまとめて洗濯しても。ご自分のストレスの少ないやり方がベストです。
■綿100%、麻のYシャツ、その他形態安定加工Yシャツ(綿100%含む)
肌触り等から綿100%のシャツを愛する人は多いですね。綿シャツも洗濯ネットに入れるのが定説ですが、今回はネットなしで。
洗い方:同様に襟や袖汚れのケアをしてボタンを留め、洗濯機へ入れて脱水せずに終了。濡れたままハンガーがけか「バンザイ干し」にして乾かします。少し違うのはこれらはシワが残りやすいこと。身頃の胸あたりのシワがぴんと伸びた状態で干せるとよいので、トレーナー用ハンガーを使うのがおすすめです。アイロン不要に仕上げるのは少々難しいのですが、ちょこっとかけるだけで良い超時短アイロンで済みます。
なお半渇きの状態でのアイロンがけは、生地が傷まないよう、洗濯表示タグに記載された温度を守ることと、シワのばしだけにとどめ完全に乾かそうとしないようにしましょう。
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