節電が求められる夏。家庭の中で消費電力が一番大きいエアコンの使い方を工夫すれば、大きな節電効果が期待できます。エアコン節電のためにも、エアコンを頼らないでも体感温度を下げる方法を、効果が高く、簡単にできるものという観点でランキングしました。
5位:風を当てて体感温度を下げる
充電式扇風機。満充電で3~5時間使うことができる
人間の身体は風速1m/sで体感温度が1度下がると言われています。扇風機の風が当たれば体感温度を2~3度下げることも可能。充電式の扇風機であれば、電力需要が少ない夜に充電しておき、日中はコンセントを繋がずに使うことも可能です。
4位:保冷剤で血液を冷やす
保冷剤。ケーキについていたものなどでも十分使える
人間の身体は「首筋」「脇の下」「足の付根」に太い血管が通っています。ここを冷やすことで血液が冷え、冷えた血液が全身に回るので効果的に体温を下げることが可能です。市販の保冷剤や保冷枕、冷凍可能なペットボトルに水をいれて凍らせたものをタオルで包むなどして首筋・脇の下・足の付根を冷やしましょう。
3位:体感温度も下げ清潔になる冷感ボディーシート
メントールが使われているボディーシートなら瞬時に体感温度をさげられる
汗をかいたままの身体ではベタベタして不快な上、雑菌が繁殖して臭いの元にもなってしまいます。メントールなどが含まれている冷感ボディーシートなら拭いたところから体感温度がすーっと下がります。外出先でも簡単に使えますし、また寝苦しくて目覚めたけれどシャワーをあびにいくと完全に目が覚めてしまう……というときでも枕元に置いておくと便利です。
参照:
最新クールビズスタイルとお助けグッズ
2位:直射日光が入るのを防ぐ
直射日光を防ぐが風通しは良いので節電に効果的
「すだれ」や「よしず」など昔ながらの日よけも今年になって見直されています。直射日光が当たっていた部屋の外にこれらをかけるだけで、室内温度が1~2度下がるので、体感温度を下げる効果は抜群。ゴーヤや朝顔で作るグリーンカーテンもよいですね。
参照:
簡単!緑のカーテンで省エネ対策
1位:熱を逃がす敷物で寝る
熱を吸収してくれる冷却マット
寝ている布団が体温で温かくなってしまい、不快に感じて目が覚めることもあります。そのために熱を逃す素材の上で寝るのがおすすめ。竹シーツやゴザは通気性がよく熱を逃がしてくれますし、近年はやりの冷感ジェルマットは熱を吸収してくれるので、おすすめです。数時間経つと温まってしまうため、横向きに敷いて移動しながら使うのがおすすめ!
参照:
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