コロニアル建築がホテルに変身! ハレットハウス
日本からでは2泊3日などのショートステイの人が多い香港ですから、買い物や移動に便利で、でもせっかくのホリデーだから静かなところがいい。できればちょっとカルチャーも体験できたら最高……。そんな希望が全部叶うホテルがあるんです!ショッピングストリートであるチムサーチョイの広東ロードに面していて、旧水上警察本部のコロニアルな建物がそのままホテルに生まれ変わったハレットハウスを体験してみましょう。
どの部屋にする? ハレット・ハウスの客室
全室スイートで10室しかない客室はコンセプトが全部違い、インテリアデザイナー兼創立者のデイビッド・ヨウ氏のこだわりがうかがえます。壁中に鳥の絵が描かれているものやゴージャスな中国皇帝の居室のようだったり……。リピーターが多い一番人気の客室は、ポップなモダンアートがいたるところに飾ってある近代美術館のようなカッサムスイート。毛沢東が風船ガムを膨らませているファンキーな絵の三部作があるんです。ちなみに客室の名前は、「スタンレー」や「シェッコー」など旧水上警察にちなんで香港の湾名になっています。買い物の合間に、ゆったりとしたバルコニーからビクトリア湾を眺めながらリラックスタイム、というのもいいですね。
ハレット・ハウスのレストラン
ハレット・ハウスに泊まってみていけど、お値段がちょっと……という人にはレストラン体験だけでもおすすめ。客室が10室なのに、レストランは5つあるんですよ。ハレット・ハウスのレストランは地元の人や他のホテルに滞在する観光客にも大人気! どのレストランも魅力的ですが、飲茶をはじめ広東料理をいただくなら「隆濤院(ルーントーユエン)」へ。シックなインテリアの中で洗練されたお味を堪能できることでしょう。それからオール・デイ・ダイニングの「The Parlour」のテラス席もおすすめ。ホテルの中庭を見下ろしながら、優雅にアフタヌーンティーをいただいたり、夜は目の前にあるヴィクトリア湾からの海風に吹かれながらカクテルをいただくこともできます。ハレット・ハウスのヘリテージ
建築物文化遺産として香港政府に認可されているハレット・ハウスは、1881年に建てられました。香港にある最も古い建物のひとつでもあるんです。建物に足を踏み入れた瞬間、タイムスリップした感覚に陥るのは、多くのものが当時のまま残され使われているから……。施設のひとつ「Mariner’s Rest」というバーは当時刑務所だったところです。ホテルが宿泊者やレストラン利用者に提供している館内ヘリテージツアーで、さらにディープな香港を体験するのもいいのでは?powerd by エクスペディア
Hong Kong,香港|Kowloon,カオルーン
- 住所:
- 2a Canton Road, Tsim Sha Tsui Kowloon, ,Hong Kong
- 電話番号:
- +852 3988 0000
- ホテルクラス:
- ☆☆☆☆☆(0.0)
■Hullett House
アクセス:MTR尖沙咀C1出口、徒歩5分
料金:9000香港ドル~