年金、文句は言ってもいいがもらい損ねるな

皆さんは国の年金制度に満足していますか? ほとんどの人が「不満がある」と答えるのではないでしょうか。

国の年金制度は今、難しい時期に直面しています。高齢化が進みすぎ20年以上も年金支給を行う制度になってしまいました。そのため、年金水準を引き下げざるを得なくなっています。

世代によっては、年金制度に対する信頼をなくしている人もいると思います。自分が年を取った頃には年金制度なんてなくなっているのでは、というわけです。

文句を言うのはかまいません。文句が改善の議論につながることもあるでしょう。しかし、今回大きく主張してみたいのは「文句は言ってもいいので、きちんと制度には入って、年金の権利をもらい損ねるな」ということです。

政治について文句を言う人はたくさんいて、選挙に行かない人も多いです。しかし、そのツケは望まない政策を実現する政治として自分に返ってきます。

年金についても文句を言う人はたくさんいますが、年金制度に加入せず保険料を納めないとどうなるでしょうか。将来、年金を受けられないという形で自分に返ってくるわけです。

そして、国の年金をもらい損ねる、ということは、あなたの生活にあまりにも大きな損失になる可能性があるのです。
 

年金をもらい損ねると、こんなに大変なことになる!

年金をもらい損ねるとどれくらい損するか、そのデメリットをポイントでまとめてみます。

(1)金額的に数千万円もらい損ねる可能性が!
老後は平均20年あります。国民年金は年78.9万円(満額)ですから20年で1578万円もらえる計算です。標準的な厚生年金と国民年金の合計だと年199万円ですが、こちらが20年で2388万円にもなる金額です。会社員の夫と妻というイメージなら合計で3966万円にもなります。
未納・未加入して貯められる金額でしょうか?

(2)何年長生きしてももらい続けられる年金
国の年金は社会保障ですから、100歳でも120歳でも長生きする間はずっともらえます。先ほどの例で、20年ではなく40年もらったとすれば、国民年金だけでも3000万円、厚生年金込みなら4500万円を超えます。

手元にある預貯金の残高は使い切れば「0」と通帳に書かれておしまいですが、国の年金についてはもらい続けることができます。

未納・未加入して、長生きリスクにも耐えうるお金を準備できますか?

年金をもらっておくべき、もうひとつの理由は次ページ