スマートフォンでも表示確認がしたい
最近はスマートフォンを使ってウェブサイトを閲覧するユーザも増えてきました。自分の運営しているウェブサイトが、スマートフォンでもうまく表示されるのかどうかを確認したいと思う方々も多いことでしょう。しかし、個人でたくさんのスマートフォンを契約するのは現実的ではありません。そこで便利なのが、PC上で仮想スマートフォンを表示できるAndroidエミュレータです。
スマートフォンの実機がなくても表示確認ができる
Android用アプリの開発に使うツール「Android SDK (Software Development Kit)」には、PC上でAndroidスマートフォン・タブレットの動作確認ができるエミュレータが含まれています。このAndroid SDKは無料で公開されており、特に契約や登録などは不要で誰でも使えます。本記事ではWindows版の画面を掲載していますが、MacOSやLinuxなどでも動作します。
しかし、一度セットアップすれば、Androidスマートフォン上のブラウザでの見え方を手軽に確認できるようになります。ぜひ活用してみて下さい。
※本記事は、2011年6月20日に初版を公開し、2013年9月に一部を改訂したものです。記事中の一部の画像は、2011年時点のものです。
準備:Android SDK Toolsをインストールする
JDKとAndroid SDKのインストール・設定が必要
Androidスマートフォンエミュレータの使い方
Android SDKのインストールと基本的な設定が完了したら、実際にエミュレータを使ってみましょう。エミュレータの具体的な使い方については、本記事で解説しています。以下の目次から順にご参照下さい。【この記事の目次】
1.設定:Android スマートフォンのエミュレートを設定する(p.2)
2.起動:Android スマートフォンのエミュレータを起動する(p.3)
3.使用:スマートフォンエミュレータ上のブラウザで表示確認する(p.4)