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iPhoneアプリと連携するイクリプスAVN-F01iに注目!(3ページ目)

イクリプスからメモリーAVナビの2011年モデルが3機種登場。中でもiPhoneアプリとの連携を図ったAVN-F01iに注目だ。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド


メモリーナビながらHDDナビを超える充実ぶり

AVN-Z01とAVN-V01(ともにオープン価格)は兄弟モデル。AVN-Z01がBluetoothを内蔵し、AVN-V01が非対応。それ以外はまったく変わらないと考えてよい。
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AVN-Z01とAVN-V01の違いはBluetoothの有無。こちらはBluetooth内蔵のAVN-Z01


AVN-Z01/AVN-V01は、メモリーナビでありながら、HDDナビ以上の充実機能を目指したモデルだ。現に、従来の40GB HDD搭載AVナビと比べてみると、検索や案内性能は同等、渋滞考慮ルート探索のデータベースは、むしろHDDナビよりも情報量が増え、高品質な渋滞考慮ルート探索が可能だ。

地図データ用のメモリーは16GBのSDカード。地図の差分更新が可能なデータベースなので、マップオンデマンドにより、新しくできた道路をすばやく地図に反映できる。高速道路や有料道路なら、最短で、開通後7日で更新地図データを提供されるというからありがたい。地図の更新は、インターネットにつながったパソコンで、添付の専用アプリを使い、地図用SDに更新データをダウンロードする方法をとる。

世界初の技術で直射日光が当たっても見やすい映像を実現

ディスプレイは高精細な7型ワイドVGA。しかも、新開発の画像補整LSI「ヴィヴィッド・ビュー・プロセッサー3」を搭載し、太陽光の反射で画面が見えにくくなるのを抑えるという世界初の技術を実現している。この「E-iSac Display(イー・アイザック・ディスプレイ)」は、ディスプレイ下部に埋め込まれたセンサーで入射光を検知し、画面に当たる光量に応じて階調とコントラストを自動補正するというもの。実際、画面に直射日光が差し込んでも暗いシーンが真っ黒につぶれて見えなくなることなく、映像が見える。

また、音量レベルの異なる音楽を、同じレベルに自動補正する「E-VOLUTION(エボリューション)」や、地デジの中継局情報をピンポイントデータとして組み込むことで、地デジのサーチ時間を大幅に短縮するネットワークフォロー機能など、新技術は豊富だ。

リアル交差点案内やレーン案内、何交差点案内、側道案内など、案内機能はきめ細かく、渋滞考慮データベースにより、渋滞を避けるルート探索が可能。エコルート探索やエコアドバイス、運転評価など、エコ機能も充実した。内蔵地デジチューナーは、4チューナー×4アンテナで、フルセグ受信が可能。iPod/iPhoneのビデオ再生ができるようになったり、USBの音楽再生、SDに最大1万曲の4倍速録音&追っかけ再生ができるCDリッピングに対応するなど、HDDナビに負けないスペックを持つナビに仕上がっている。

【関連リンク】
イクリプス
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