治療開始後に「症状が悪化」「ほかのケガが判明」に注意!
病院での治療開始後、部位、症状に変化があった場合は保険会社の担当者に相談しましょう。
また「最初は頭部打撲で治療を開始したが、時間を経て頸部のムチ打ち症も併発」「擦過傷だけだと思っていたら捻挫もしていた」という具合に、ほかのケガが判明する場合も同様です。この場合ももらえる保険金が変わってくるので、保険会社の担当者に相談しましょう。
人身傷害補償から支払いを受ければOK?
人身傷害補償は、全ての損害額が判明してから支払われます。そこで上記のような場合であっても、「人身傷害補償でもらえているから間違いない」と思われる方も少なくありません。しかし、人身傷害補償と搭乗者傷害は、同じケガであっても、それぞれの保険から支払いを受けられるのです。搭乗者傷害分の見落としにはくれぐれもご注意ください。
現在損保ジャパンでは、最終的に追加で支払える保険がないか確認できるシステムを採用しているとのことで、契約者はひとまず安心できそうです。いずれにしても、症状や部位に変化が起きたら、まずは保険会社への連絡をしましょう。