パリ/パリの観光

オペラ座(オペラ・ガルニエ)/パリ(3ページ目)

ターコイズのドームの頂点にアポロンが持つ金の竪琴が輝く一際きらびやかな建物。ルーブル美術館から北に真っ直ぐ進むと現れるオペラ座はフランスが誇る芸術の殿堂です。内部見学、そして公演と2通りの楽しみ方ができるフランス最高の劇場の魅力に迫ります。

野口 裕子

執筆者:野口 裕子

フランスガイド

オペラ・ガルニエで上演される数々の名舞台

オペラ座

真っ赤なベルベットで統一された客席 (c) Paris Tourist Office - Photographe : Claire Pignol

オペラ・ガルニエでは、もちろん実際に公演が行われています。演目はバレエが一番多いですが、時にはオペラやクラシックコンサートも上演されます。

バレエは白鳥の湖やロミオとジュリエット、シンデレラなど誰もが知っている古典の演目からモダンバレエまで、様々なジャンルを上演しています。ボリジョイバレエ団やハンブルグバレエ団など、世界各国からの招致公演も頻繁に行われています。

オペラでは、天井桟敷の人々や椿姫などのフランスの名作の他にも、セビリアの理髪師といった世界の名作も上演されてます。

 

チケットはどう入手する?

オペラ座

人気の演目はすぐに完売に (c) Paris Tourist Office - Photographe : Marc Bertrand

チケット予約は、公式オンラインで上演日の2~3ヶ月前から開始されます。人気のある演目は売り出してからあっという間に完売してしまうので注意です。日本で予約できなくても、代理店や直接窓口に行けば席がとれる場合もあるので、どうしても見たい場合は最後まで諦めないことが大事です。

 

英語・仏語OKの場合の予約

向かって左側に設置された窓口(月~土の11:30~18:30)でも買えますが、公式サイトのオンライン予約が最も発売開始が早く便利。上演日の2~3ヶ月前から販売が開始され、窓口販売はオンライン販売開始後10日~1ヶ月後となります。その他、全国的にチェーンのある(パリには7個所)チケットサービスFNACでも予約できます。

英語・仏語に自信がない場合の予約

日本もしくは現地の旅行代理店、またクレジットカードのサービスカウンターも意外と使えたりします。出発前に自分のカード会社がパリにサービスカウンターを持っているか確かめて行きましょう。

最後の手段、当日券に並ぶ

どうしても観たい演目が事前に予約できなかったら、当日券にダメもとで並んでみるのもアリです。思いがけず席がとれたりするので侮れません。ただし人気のある演目はかなりの行列を覚悟したほうがいいでしょう。

<DATA>
Opéra Garnier
住所:Angle rues Scribe et Auber 75009 Paris
アクセス:Auber(RER-A)より徒歩1分、Opéra(メトロ3、7、8)より徒歩2分
TEL:0892 89 90 90
入場時間:10:00~17:00(7/16~9/5の間は18:00まで)
休場日:無休(ただし昼間の公演がある時は閉館になるので、事前にこちらのHP左中程に随時表示されるスケジュールをチェックのこと)
入場料:9ユーロ(自由見学)、12.5ユーロ(ガイド付き見学)
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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