収納

ムダの連鎖を断ち切るストック収納(2ページ目)

食品や日用品のストックに「とりあえず」は禁物。収納場所のムダ使いと期限切れで捨てる不経済のモト。買い過ぎ場ふさぎ防止に効く収納法をご紹介します。

すはら ひろこ

執筆者:すはら ひろこ

収納ガイド

室内での一時収納

ペーパーのストック

アートのように見せる収納にするのも手です

トイレットペーパーやティッシュペーパーは、まとめ買いするつもりではなくても、複数個で1パックになった商品がほとんど。家族の人数が多くても、ひと月で使いきれる量ではないため、収納スペースに入りきらないという家庭も多いはず。個数の少ない1パックを選ぶのが理想ですが、持ち帰る手間や値段のことを考えると、どうせならという気持ちになることでしょう。

ストックぶんが収納スペースからはみ出してしまう場合は、見苦しくならないようにカゴに入れて、トイレや洗面所などの空きスペースで保管。フタ付きの入れ物なら、積み重ねることもできて便利です。育児中の家庭では、オムツ用にカゴを使うといいでしょう。1パックまるごと移し替えができるサイズのカゴを使うと、残量が分かりやすくて補充のタイミングを逃しません。


分割して一括収納

収納ケース

棚や引き出しのなかを四角く区画

交換時期の予測がつきにくい電池や電球は、いくつか予備を用意しておかないと心配なもの。切れたときに誰でも直ぐに取り換えられるように、DIY工具や接着剤、粘着テープなど、住まいのメンテナンスで使いそうなモノ一式と一緒に収納しておきましょう。また、掃除用のシート類や紙パックなども、同じ所に収納しておくと便利です。

歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプー、洗濯洗剤なども、予備をストックしている家庭が多いと思います。こういったモノは期限切れを意識することが少ないため、つい買いこみ過ぎの傾向に。ストックするスペースの限界と、使いきるペースを考えて溜めないようにしましょう。

洗面台の下や物入れなどの大きなスペースに収納すると、つい大雑把なしまい方になりがち。そこで、細かくてバラバラになりやすいモノは小さなケースに、倒れやすい補充用のパックは大きめのケースにひとまとめ。そして、入れ物ごとにラベルを貼ります。こうして大きな収納スペースを、ケースで小さく分割しておくと管理がグンとラクになるのです。

用途や種類でストック品の仕分けをして、スペースとマネーを有効活用しましょう。冷蔵庫では、節電と食費節約に役立ちますよ。
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