テーラー・ラトのフルオーダースーツ
テーラー・ラトのフルオーダースーツは、肩まわりがフィットし、軽い着心地を実現しています
1906年に京都の寺町で創業したオーダースーツ専門店テーラー・ハタノ。そんな老舗の東京店がテーラー・ラト(tailor LATO)です。LATOはイタリア語で、側(そば)のこと。つまりとっても身近な存在のテーラーというわけです。
店名からも分かるように、親しみやすいお店ですが、近頃増えてきたパターンオーダーではなく、より本格的なフルオーダーのスーツを仕立ててくれるお店なんです。フルオーダーというのはお客さんを採寸後、お客さんのために型紙を作り、生地を裁断し、職人が仕立てるオーダースーツのことです。
ちなみにパターンオーダーというのは、あらかじめ決まったデザインのゲージ(サンプルのジャケット)を着用して、余分なシワなどにピン留めを行い、体型補正していきます。その補正データを基にCAD(キャド)を使ってコンピューターで型紙を作り、縫製工場で裁断と縫製を行う簡易タイプのオーダースーツです。
オーダーという言葉は付いていますが、既製スーツをよりフィットさせ、美しく見せるためのスーツという感じです。やはりフルオーダーとはスーツ作りのアプローチの方法が異なります。
京都の老舗、テーラー・ハタノの東京店としてオープンしたテーラー・ラト
さて、テーラー・ラトの最大の魅力はと言うと、手間のかかるフルオーダーにもかかわらず、リーズナブルな価格設定にしている点です。フルオーダー・ベーシック、フルオーダー・スタンダード、フルオーダー・ハンドメイド、フルオーダー・クラシコの4ラインを展開しており、もっともお手頃なフルオーダー・ベーシックで、8万5000円(税込)~です。
もちろん生地代と仕立て代込みの値段です。しかも仮縫いが付くんです! 型紙をおこして、この価格は本当にお買い得だと思います。
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