土曜の朝は、美味しいハワイを探しに朝市へ
ホノルルの土曜朝の恒例イベントといえば、KCCファーマーズ・マーケット。ダイヤモンドヘッドの麓、カピオラニ・コミュニティ・カレッジ(KCC)の駐車場で開催される朝市なのですが、ローカルはもちろん、旅行者もかけつけて大盛況! その人気の秘密と朝市攻略法をご紹介します。<目次>
- すべてがメイドインハワイ、お土産探しにもピッタリ
- KCC朝市の名物グルメを食べ歩こう!
- KCC朝市ビギナーへおススメの入場時間と所要時間
- 2回目以降なら少し空いてくる9時半頃に
- 小額紙幣とウェットティッシュを用意しよう
- インフォメーションでMAPを入手
- トイレの場所も確認しておこう
- ワイキキからKCCファーマーズ・マーケットへの行き方
すべてがメイドインハワイ、お土産探しにもピッタリ
ハワイ最大規模を誇るKCCファーマーズ・マーケット。もともと地元の農家が地元の人に売る場として、2003年に12軒でスタートさせた農家支援策でしたが、オーガニックブームや地産地消ブームで人気は急上昇。今では、野菜、フルーツ、コーヒーやチョコレートなどの特産物から、パン、スイーツ、飲み物、プレートランチ、切り花まで、60~70軒が出店しています。もちろん、ここに並ぶすべてがメイドインハワイ。生産者から直接買えるからリーズナブルなうえ、その場で味見もOK。お店の人におススメを聞いたり、レシピを教えてもらったりというやりとりもお楽しみのひとつです。コナコーヒーやカウコーヒー、ハチミツ、シーズニングソルトなどは、ハワイ土産に最適ですよ。
KCC朝市の名物グルメを食べ歩こう!
KCCの朝市には、モクモク白い煙を上げたり、ジュージューといい音をさせるブースがいっぱい! カフク産スイートコーンの焼きとうもろこし、手作りソーセージのホットドッグ、ハワイ島産のアワビ焼き、ノースショア産ビーフのハンバーガー、そして、スイーツやドリンクも! 値段は決して安くはありませんが、美味しさに納得するはず。ぜひ、お腹を空かせて、朝ごはん代わりに名物グルメを食べ歩いてみてください。KCCの老舗ブースをいくつかご紹介します。ノースショア・ファーム
パルメザンチーズやクルミをミックスした濃厚なバジルソースの上に、ノースショア産のビッグ・ウェーブ・トマトと自家製モッツァレラチーズ、バジルがのった焼きたてのピザ。パリパリとした全粒粉のピザ生地も美味しいんです。パシフィクール
ハワイ島産の生姜をしぼった生ジンジャーエールは、キリッとした爽やかな辛みで、乾いた喉を潤すのに最高。ベリーやパイナップルなどのフルーツがミックスされたものなど、全7種類(3ドル~)。ピッグ&ザ・レディ
KCC朝市からスタートして、今やダウンタウンに同名の「ピッグ&ザ・レディ」、そして、ワードビレッジには姉妹店「ピギー・スモール」を構える人気ベトナミース。スープにつけて食べるベトナム風サンドイッチのバインミーやフォーなどメニューは20種類以上。イートインブースもあります。アイカネ・プランテーション
コナコーヒーよりも酸味が少なく、フルーティな甘さが特徴のハワイ島カウコーヒー。生産量も少ない希少な豆を、コーヒー農園が直接販売。ホットコーヒー(3ドル)、アイスコーヒー(4ドル)も販売しているので、豆を購入する前にその美味しさを確かめることができますよ。ホイップクリームがトッピングされたコーヒーゼリーも人気で、こちらは早々に売り切れてしまうのでご注意を。ディナズ・ガーデン
カラフルな装いが可愛いKCC名物マダムのホームレモネードのブース。マダムに会いたくて訪れる人も多数。ザクロやグァバをミックスしたレモネードのほか、ハワイの駄菓子屋の味「リヒムイ」(スパイスと砂糖で甘酸っぱく加工した中国風乾燥梅干)をミックスしたハワイアンレモネードも(4ドル~)。それでは、続いてKCCファーマーズ・マーケットの攻略法、アクセスを紹介します!
KCC朝市ビギナーへおススメの入場時間と所要時間
観光スポットとしても大人気のKCCファーマーズ・マーケット。来客数は、平均で約7000人、多い日は10000人というから、お祭り並みの賑わいですね。オープンと同時にオプショナルツアーのバスが続々到着し、名物グルメのテント前には行列ができます。なかには売り切れてしまうものもあるので、お目当てのグルメがあるなら、開門とともに会場入りを。KCCの滞在時間の目安は、1時間半ほどでしょう。2回目以降なら少し空いてくる9時半頃に
ガイド自身は、毎回9時半頃に到着するのんびりスタートです。ちょうどオプショナルツアーの人たちが帰った後のようで、多少歩きやすく、買い物やオーダーもしやすくなっています。クローズ時間は11時ですが、どのブースも売り切れ次第店じまいとなるのでご注意ください。小額紙幣とウェットティッシュを用意しよう
クレジットカードが利用できるブースが増えてきましたが、すべてのブースではありません。5ドル、10ドル、20ドルの小額紙幣を用意していくと支払いがスムーズです。また、基本的に食べ歩きなので、手が汚れてしまうことも。ウェットティッシュを携帯すると便利ですよ。インフォメーションでMAPを入手
ブースは、会場入り口から縦にのびる3本の通路の両側に並んでいます。それぞれの通路は奥で1つに繋がり、行き来が可能です。まずは、会場入り口にあるインフォメーションで、出店リストが掲載されたMAPを入手しましょう。お目当てのブースの位置を確認してから散策スタートです。トイレの場所も確認しておこう
子供連れファミリーにチェックして欲しいのがトイレの場所。ファーマーズ・マーケット内のトイレは、ダイヤモンドヘッド側にある1カ所だけ。いつも行列ができています。そんな時は、ファマーズ・マーケットの入り口から見て左側通路の裏手、駐車場向こうにあるカピオラニ・コミュニティ・カレッジのトイレへ。多少距離はあるものの、空いていてトイレもキレイです。ワイキキからKCCファーマーズ・マーケットへの行き方
ワイキキからKCCファーマーズ・マーケットまでは、市バスのザ・バスでアクセスできますが、開門時間近くに到着するバスは大変混み合います。また、ワイキキに戻る際にも時間帯によって乗車待ちの行列ができるのでご注意を。朝の散歩がてらの徒歩なら、ワイキキ中央から30分ほどです。ワイキキからザ・バスで
クヒオ通り海側バス停から2番利用。所要時間は約15分、料金は片道大人3ドル。マーケット開門前に到着する便から正午過ぎまで、10~12分間隔で運行(2番時刻表)。23番も7時台から約1時間間隔で運行していますが、開門時間には間に合わず、シーライフパーク行きなので混雑する可能性も(23番時刻表)。ワイキキからワイキキトロリーで
グリーンライン(ダイヤモンドヘッド観光コース)が土曜午前中のみKCCに停車。DFSギャラリア7時35分の始発は、動物園や水族館には止まらない「グリーンライン・エキスプレス」で、8時02分にKCC着。所要時間は、エクスプレス便で約30分。乗車には、他のラインにも乗車できる1日パス、または、4日間パスが必要です。ワイキキからレンタカーで
ワイキキ東端、カピオラニ公園脇のモンサラットAve.→ダイヤモンドヘッドRd.を進んだ左手がKCC(ダイヤモンドヘッド登山道入口前)。駐車場は、7時30分のオープン時で満車状態ですが、買い物を終えたローカルが次々帰っていくので、長く待つことはありません。駐車無料。ワイキキからタクシー、Uberで
タクシーは、所要時間約10分でチップ込およそ15ドル。需要によって料金が変動するUberも、チップを追加するとほぼ同額です。ハワイには流しのタクシーはないので、ワイキキへ戻る際は、Uberを利用することになります。また、バスやトロリー乗車の列が長い場合もUberを利用する方が時短に。ただし、Uber利用には、Wi-Fiが必要です。<関連記事>
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■Farmers’ Market at KCC(KCCファーマーズ・マーケット)
開催日時:毎週土曜7:30~11:00
住所:4303 Diamond Head Rd. カピオラニ・コミュニティ・カレッジ 駐車場 Lot C(Googleマップ)
TEL:808-848-2074
料金:入場無料
※毎週火曜15:30~18:30にも規模縮小で開催中