ドバイ/ドバイの空港・市内交通

ドバイのメトロ(3ページ目)

日本の確かな技術をドバイをはじめアラブ諸国に再認識させた、ドバイメトロ。タクシーや観光バスでの移動がツーリストにとっての主な移動手段だった時代がこのプロジェクトによって終わりをつげた。

西田 麻紀

執筆者:西田 麻紀

ドバイガイド

ドバイメトロの注意点

プラットホーム

ドバイメトロの一般的なプラットホーム

異なるクラスが混在するドバイメトロの車両ですが、同じホームで乗り込むため、はじめてドバイメトロを利用する場合には駅員さんが誘導してくれない限り、間違ったクラスに乗ってしまうことも……。ダウングレードで乗っている場合は自分が損をするだけですが、アップグレードカテゴリーに乗ってしまった場合には、中に待機しているスタッフに次の駅で車両を変えるように注意されます。

飲食は厳禁で、飴であろうがガムであろうが規則で罰金を払うことになっています。電機システムで動いていて、液体が危険を及ぼすことを乗務員は厳重に教育されているらしく、水やジュースなど液体物を持っている場合には厳しく注意をされます。安全面を意識していて、とても良いなあと思う反面、「ゆりかもめ」に乗りなれている私にとっては、ちょっと行き過ぎ?と感じることも……。

一方で、ドバイメトロでは携帯電話の電波が全エリアにて入ること、WIFI圏内であることなどをPRしています。日本と違って、電車で携帯電話を使って話すなんてことは朝飯前のお国柄が反映されているとも言えそうです(映画館でも携帯電話で話している人がいるくらい! さすがにこれは、禁止されているのですが……)。

また、チケットは日本と同じで最後まで無くさずにお持ちください。無くしてしまったら、後で支払うことになります。

ザ・パームジュメイラ モノレール

こちらは、ドバイメトロとは別のプライベート鉄道プロジェクトなのですが、是非乗って欲しいモノレールであります。全長5.45kmの鉄道はこちらも日本のゼネコン、丸紅などが建設に携わり、2009年4月30日から人口島のパームジュメイラと本土を結ぶ人々の足として開業しました。

日本料理のNOBUやイルカパークなどが楽しめるホテル、アトランティス・ザ・パームにもこのモノレールで移動が可能です。
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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。

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