褒めテクニック2:内面を褒める
相手のことをよく見ていないと、内面を褒めることはできません。だからこそハートに響くんです。
褒め上手な人は、一歩進んで相手の内面を褒めます。
特にその人自身の努力によって得た能力は、評価してもらいたいのになかなか褒めてもらえないポイント。気遣いやセンスの良さ、優しさ、知識量。持っている才能や頭の回転の速さなども心をくすぐります。
また、外見を褒められ慣れている人にとって、外見の美しさを褒められても心に響かないので、内面を重点的に褒めると良いでしょう。
褒めテクニック3:褒めてもらいたいポイントを具体的に褒める
「○○さんってえらいですよね」と褒められても、挨拶代わりの社交辞令に聞こえてしまいます。漠然とした褒め言葉は、誰にでも言うことができて簡単。それゆえ、相手には響かないのです。努力していること、自信を持っていること、自分からは言わないけど自慢したいことなど、誰にでも人に気付いてもらいたいことがあるはず。そのようなポイントを見付けたら、できるだけ具体的な理由も添えて褒めましょう。
「こんな大量のデータを一瞬でわかりやすいグラフにできるなんてすごい!」
「センス良い人が服を選ぶと、安くても高そうに見えるんですね。買い物上手!」
具体的に褒めることで、「あなたのことをちゃんと見ていますよ」というアピールにもなります。