住宅設計・間取り/住宅設計・間取りのテクニック

地震に強い壁と開口部をつくる(2ページ目)

耐震性のある家を考えるならば、なんといっても耐力壁の配置と耐力壁線の考え方が重要です。そしてもう1つ重要になるのが窓やドアなどの開口部です。耐力壁や開口部について学び、地震に強い家づくりを目指しましょう!

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

耐力壁配置で注意が必要なポイント 4・5
 

4. L字型プランは要注意

L字型プランは要注意

L字型プランは要注意



→どうしても広い部屋がほしい時は?

点線のライン上に耐力壁が必要です。要注意のプランです。




5. 下屋上部の2階耐力壁線に注意

下屋上部の2階耐力壁線に注意

下屋上部の2階耐力壁線に注意



→どうしてもそろわない時は?

1階屋根面の剛性をあげるなどの工夫が必要。




こう考えると四角い形で上下階がそろっている間取りが良さそうに考えられます。しかし土地の形状はさまざまです。凸凹の間取りであっても、上下階そろっていなくても、地震時の力の伝達をどのように考え弱い箇所をどう補強をするかが重要なのです。


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