シトロエン/シトロエン

ハマるシトロエンは、“趣味車”なのに実用車(2ページ目)

歴史的に大衆車レベルで数々の新趣向をもつ“ぶっ飛んだ”モデルを送り出してきたシトロエン。フツウの実用車ながら、“一度ハマったら抜けられない”マニアックな支持層を獲得している。実用車なのに趣味車のイメージ、というギャップが楽しめる、特別に見えるからこそフツウのクルマが欲しい人に薦めたい。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

より“らしい”のは大きいモデル

シトロエンというと、多くの方が小柄なクルマを連想するらしい。古くは2CVのような名車もあったし、今でも売れ筋の中心はC3やC4といった“数字の小さい”モデルだ。一方で、シトロエンには古くから割と大きめのモデルがあって、それらが独特な走りのテイストを提供し続けてきたという側面もある。さらに、大きいモデルは値段も高いわけだから、そのぶんシトロエンらしい装備を採用することができたりもする。

“スペシャル”なのに超実用車、シトロエンC3

シトロエンC3
屋根まで伸びた大きなフロントウインドウ(垂直方向の視界は最大108度)をもつ、5ドアハッチバック。ベーシックなモデルながらDS3よりスペシャルとまで思えるほど。クルマとしては超のつく実用車で、乗り心地にはこのクラスとしては初めてシトロエンらしさを少しだけ手に入れている。
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シトロエンDS3はさらなるアバンギャルドへ

シトロエンDS3

 

スペシャリティラインナップ“DS”の第一弾となる、DS3。シトロエン自体がスペシャルなので、とんでもなくマニアックに思えるかも知れないが、C3と基本、同様のメカニズムをもつ。それにアバンギャルドなデザインと、やや特別仕立てのライドテイストをもたせたのだ。3ドアの不便さと引き換えに、個性的なカタチと、楽しく選べる豊富なオプションを手に入れた。
シトロエン DS3を詳しく読む

 

“乗り心地最高”のミニバン、シトロエンC4ピカソ

シトロエンC4ピカソ



 

おそらく2リッタークラスのミニバンカテゴリーにおいて、最も気持ちよく運転できるミニバンがC4ピカソだ。ミニバンを“フツウに走らせる”という観点から眺めると、日本人の創意工夫が生かされた国産にまだまだ改善の余地があることを知ったりする。また、その走り以上に大きなフロントウインドウに注目。その解放感もさることながら、楽しいことに出会えそうな気持ちにさせてくれる。“乗り心地最高”のミニバンだ。
シトロエン C4ピカソを詳しく読む

他にはない乗り心地、シトロエンらしさ満点のC5

シトロエンC5

 

欧州Dセグメントに属するサルーン&ツアラーのC5。プジョー407の兄弟車だが、よりラグジュアリィに仕立てられている。古くから大き目のモデルが独特な走りのテイストを提供し続けてきたシトロエン。C5も路面を舐めるようにして走る感覚で、他のどのブランドにもないシトロエンらしい持ち味が魅力だ。乗り心地を一番に考えたい人は、一度試してみるべきだと思う。
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