心臓・血管・血液の病気/その他の心臓・血管・血液の病気

避難生活時に知っておきたい8つの簡単ストレッチ(2ページ目)

震災後の避難生活などで床に座ったまま、横になったまま長時間過ごすことで、エコノミークラス症候群になる危険性が出てきます。今回は動画を交え、狭い場所、平らな床面、そして女性や高齢者にも実践しやすい予防ストレッチ8種類をご紹介します。

執筆者:高林 克枝

5. 太ももを、ほぐしましょう

床に横になり、片足づつほぐしていきます。

center

太ももの血行アップ

  • 片方のひざを、胸に近づけていき、両手でかかえこみます
  • ぐ~っと、ひざを胸にできるだけひきよせ、5秒間止めます
  • 両手を足からはずします
  • 足のひざを曲げたまま、ゆっくり右回し、左回しを3回づつします
  • 股関節をゆるめていきます
  • 反対側の足のふくらはぎも、同じようにほぐしましょう

6.足全体を、ほぐしましょう

床に横になり、体をねじっていきます。

center

無理なく体をねじりましょう

  • 両足のひざを曲げて、胸に近づけます
  • 空中で、両足を軽く、交差(クロス)させます
  • クロスさせたまま、ゆっくり体をねじって右側に倒していきます
  • 右側に倒しかけて、空中でしばらくとめます
  • 今度は、クロスさせたまま、ゆっくり体をねじって左側に倒していきます
  • 左側に倒しかけて、空中でしばらくとめます
  • 両足の交差を組み替えて、同じようにくりかえします

7. 足の後ろを伸ばします 

あおむけに横になり、足の裏側のスジを伸ばします。
center

足の後ろ側のスジを伸ばす

  • 片足を上にもちあげます
  • 両手で、もものうしろがわを支え、胸がわにひきよせます
  • そのまま5秒保ちます
  • あまり無理して、足をまっすぐにしなくてもいいです
  • 反対側の足も同じようにほぐします

8. 股関節をほぐしましょう

座った姿勢から、両足をひらいて股関節をほぐします。

center

足全体の血行アップ

  • 体育座りをして、両足先はそろえます
  • ゆっくり、ひざを両側に開いていきます
  • 両手で、外側からひざを内側へと圧力をかけると同時に、ひざは外側へと力をいれます
  • 次に、ひらいたひざを、両手のひらで、上から下ほうこうに押し下げます
  • このとき、股関節が開いてほぐされます

避難所生活では、これらのストレッチで体をほぐすとともに、適度な水分補給を欠かさないようにしてください。被災地の皆さまが一日も早く健やかで安全な日々を過ごせますように、心よりお祈りしております。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※当サイトにおける医師・医療従事者等による情報の提供は、診断・治療行為ではありません。診断・治療を必要とする方は、適切な医療機関での受診をおすすめいたします。記事内容は執筆者個人の見解によるものであり、全ての方への有効性を保証するものではありません。当サイトで提供する情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社、各ガイド、その他当社と契約した情報提供者は一切の責任を負いかねます。
免責事項

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます