販促プロモーション/販促・プロモーションの基礎知識

販促・プロモーション 悪い業者の見分け方

販売促進やプロモーションを行う際のパートナーとなる業者は、どのように選べば良いのでしょうか。業者側の事情や悪い業者のよくある手口、良い業者の選び方などをご紹介します。

横井 孝治

執筆者:横井 孝治

介護・販促プロモーションガイド

普段、仕事を依頼している業者が、あなたの会社にとって本当に「良い業者」かどうか、考えたことはありますか? 多くの企業にとって、業者に支払う宣伝販促費は安い金額ではありません。できることなら「良い業者」をうまく利用したいもの。

今回は、販促を行う際のパートナーとなる業者選びについて、いくつかのポイントをご紹介します。
 

そもそも「良い業者」とは?

「良い業者」かどうかは、商品やサービスを「売れる」ようにしてくれるかどうかで決まります

「良い業者」かどうかは、商品やサービスを「売れる」ようにしてくれるかどうかで決まります

販促における「良い業者」とはどういった業者でしょうか? 販促の目的は、商品やサービスを「売れる」ようにすることですから、そのためにどれだけ役に立ってくれるかが判断のポイントとなります。

私は、販促を行う業者は大きく次の5つに分類されると考えています。

1.良い業者
商品やサービスを「売れる」ようにするための企画や制作を行い、目に見える成果を出してくれる。Webサイトやチラシなどの断片的なツールだけでなく、全体的な販促・営業の流れを考えたうえで、長期にわたって売れやすくするための仕組み作りの提案を行う。

2.マシな業者
Webサイトやチラシなどの断片的なツールについて、それなりの成果に繋がる企画や制作を行ってくれる。さまざまなツールを組み合わせて相乗効果を出すような提案は、あまり行わない(または行えない)。

3.あまり役に立たない業者
制作費の安さが最大のウリ。独自性の高い企画や制作は望めないものの、クライアントの指示にできるだけ忠実に従おうとすることが多いため、発注する側の指示能力が高い場合はそれなりの成果に繋がることもある。

4.かなり役に立たない業者
パッと見でおしゃれなデザインのWebサイトなどを制作するものの、「こうすれば売れる」といったビジョンがない。クライアントの事情や思いを二の次にして、自分の「作品」を押しつけてくることも多い。

5.悪い業者
クライアントからいかに宣伝販促費を搾取するかだけを考えている。制作に手間がかからず、業者側から見て収益性が高いツールばかり進めてくる。

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