できればパノラミックルーフのある車を選ぶと楽しい
ラゲージだけでなく、室内空間が広いのもラクティスの魅力の一つです。例えば室内長では現行フィットの1825mmよりも長い1920mm、室内幅は1695mm(フィットの+280mm)、室内高は1640mm(同+350mm)とライバル達より圧倒的に広い室内空間を誇ります。ですから、乗っているとコンパクトカーであることを忘れてしまいそうです。さらに巨大なパノラマルーフも用意されています。ガラスはもちろんUVカットガラスですし、電動ルーフシェードが備わりますから春夏秋冬、どんな天気にも対応できます。新車で買う際には「これでプラス10万円かぁ……」と躊躇しがちなパノラマルーフですが、中古車なら非装着車とほとんど価格差はありません。ルーフに対する面積が72%と、他車に比べても大きなガラスルーフ。台数が少ないので見つけたら即決!?
しかし日本人にはなかなかこのパノラマルーフの魅力が伝わらないようで、他車同様、ラクティスも苦戦したようです。旧型には標準装備したグレードが用意されていましたが、現行型ではオプション扱い。ちなみに原稿執筆時点での旧型ラクティス997台中、パノラマルーフ装着車はわずかに11台。寂しい限りです……。
写真のように自転車も飲み込む大容量。ファミリーでなくても、海や山へ出掛けるアクティブな人にもオススメです。後席をそのまま残して、前席を倒して作る「カウチンソファモード」なら、レジャーで楽しんだ後のお昼寝もラクチンです
さらに1.5L車ならパドルシフトも付きますし、運転するお父さんも楽しめる一台。その上、希少ですが、パノラミックルーフ装備車を買えば家族みんなが明るくドライブに行けます。現行型とは見た目がちょっと変わっただけで、燃費も大きな差はないし、それでいて価格がお買い得。現行ラクティスのCMでは新垣結衣が「家族でコンパクトカー。これって、アリ?」と聞きますが、この旧型のほうがファミリーカーには「アリ!」なのではないでしょうか。
このように、しっかり調べてみればお買い得な車種は意外とあるものです。あなたも一度、探してみてはいかがでしょう。
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