経済的メリット追求型なら、料金設定も重要
前回の記事で紹介しました、e会員権フェアマーケットでは100万円未満から1000万円近くまでの会員権が紹介されています。100万円未満だと、若いファミリーにも求めやすい価格でリゾートクラブの会員になれるのが魅力です。が、実際上手く使えるかどうかは、家族のライフスタイル次第といえます。というのも会員権は安くても、宿泊料金や施設利用料金が高いと、お得感はあまり感じられないでしょう。
年会費が高いクラブもしかりです。施設のある場所も自宅から3時間以内など行きやすいところでないと、頻繁に利用しにくくなります。
経済的メリットを追求するなら、安く買って安い料金で気軽に何度も利用できる、これが原則です。リタイアされた方なら平日の利用が可能ですが、現役で働いている方は土日しか使えないとなると、多少年会費が高くても週末に予約が取りやすい会員権が必要でしょう。
落ち着いて寛ぎたいならサービスの質を重視
一方、年配の方の場合、ゆっくりくつろぎたいという目的での購入が多くなります。利用できる施設の豪華さや部屋の広さ、施設の規模、食事の内容、サービスのクォリティーが重要になります。連泊できるかどうか、食事なしで素泊まりできるかどうかも、意外と重要です。年配の方には「おいしいものがちょっとあればいいのです」とおっしゃる方も多いように、連日、豪華食事を食べるのはキツイという場合も。食事なしを選べるか否かも大事になってきます。逆に、利用できる施設の数が多いかどうかは、あまり気にならないかもしれません。
利用価値は、それぞれの家族で異なりますから、その人にあったものを選ぶ必要があるのです。